【2024.4.12更新】

都立高入試では、
通知表300点、試験700点、合計1000点です。

例えば、学校の通知表で、数学の2が3に上がったとします。
これは、1000点満点中の入試で4.6点上がったことになります。

主要5科目について、
「通知表で1アップ=入試で4.6点アップ」 です。
一方、1000点満点の入試では、1問約5.6点です。

以上より、次の2つのことが言えます。
(1)入試の1問ミス(5.6点減)は、通知表が1下がること(4.6点減)より減点が大きい。
(2)通知表で1下がっても、入試で1問正解増やせば取り返せる。
ということです。

ここをきちんと理解していないと、学校の通知表ばかり気にして、入試対策がおろそかになってしまいます。いかに入試対策が大事かということです。

ただし、生徒にこの事実を伝えることは危険かもしれませんので、伝えるタイミングが大切です。しかし、保護者様には知っておいてもらいたいことです。