長瀬塾オール5 安心料金でプロの指導を
★高校数学 強化したい生徒 募集中★
全国どこでもスマホでできるオンライン家庭教師
(日東駒専・MARCH志望の生徒など)

【高校入試 四字熟語(国語)】

●悪戦苦闘(あくせんくとう)
死にものぐるいで戦うこと。困難に打ち勝とうと努力すること。そのまま読むと、悪い、戦い、苦しむ、闘う、ですね。アニメなどで良く出る言葉ですね。

●暗中模索(あんちゅうもさく)
どうしてよいかわからないまま、いろいろやってみること。そのまま読むと、暗い、中、模索(探す)ということですね。「いろいろやってみる」というところに、前向きさが見られますね。

●意気消沈(いきしょうちん)
元気がなくなり沈んでいること。⇔意気揚々(いきようよう)そのまま読むと、気持ち、消える、沈む、ですね。このようなときもありますが、やはり、意気揚々の方がいいですよね。

●異口同音(いくどうおん)
多くの人が口をそろえて同じことを言うこと。そのまま読むと、異なる、口、同じ、音、ですね。賛成多数で可決されそうですね。。。

●以心伝心(いしんでんしん)
口に出さなくてもお互いの心が通じ合うこと。そのまま読むと、もって、心、伝わる、心、ですね。理想の関係ですね。目指したいものです。

●一期一会(いちごいちえ)
一生に一度会うこと。そのまま読むと、ひとつ、時期、ひとつ、会う、ですね。出会うチャンスは1回きりかもしれないので大切にしたいですね。

●一日千秋(いちじつせんしゅう)(いちにちせんしゅう)
1日が1000年にも感じられるように待ち遠しく感じられること。そのまま読むと、1日、1000、秋、ですね。そのままですね。とても待ち遠しいことがあったのでしょうね。

●一念発起(いちねんほっき)
事を成しとげようと決心すること。そのまま読むと、ひとつ、思い、発する、起こす、ですね。力強い決心ですね。

●一網打尽(いちもうだじん)
一度に多くのものを捕らえること。そのまま読むと、ひとつ、あみ、うつ、つくす、ですね。漁業で一気に魚を捕るイメージがあります。

●一目瞭然(いちもくりょうぜん)
ひと目見ただけで、すぐにわかること。そのまま読むと、ひとつ、目、あきらか、そのまま、ですね。このように何でも分かり易ければよいのですが。。。

●一攫千金 [一獲千金](いっかくせんきん)
一度に多くの利益を得ること。そのまま読むと、いち、とる、千、お金、ですね。一度は夢見ますね。。。

●一挙両得(いっきょりょうとく)
ひとつのことをして、同時に二つの利益を得ること。=一石二鳥(いっせきにちょう)
そのまま読むと・・・ひとつ、あげる、ふたつ、とく、ですね。効率がよく理想的です。

●一心不乱(いっしんふらん)
ひとつのことに集中して、ほかに心を乱さないこと。そのまま読むと、ひとつ、心、ない、乱れる、ですね。集中力高いですね。

●一朝一夕(いっちょういっせき)
ほんの短い時間。そのまま読むと、ひとつ、朝、ひとつ、夕方、ですね。短いといえば短いですかね。。。

●意味深長(いみしんちょう)
深い意味をもち、いろいろに解釈できること。そのまま読むと、いみ、深い、長い、ですね。そのままですね。

●因果応報(いんがおうほう)
行いの善悪に応じた報(むく)いを受けること。そのまま読むと、原因、結果、応じる、むくいる、ですね。物事はつじつまが合うようになっているのでしょうか。

●雲散霧消(うんさんむしょう)=雲消霧散(うんしょうむさん)
あとかたもなく姿を消すこと。そのまま読むと、くも、ちる、きり、きえる、ですね。イメージしやすいですね。

●温故知新(おんこちしん)
古いことを学ぶことで、新しい知識を得ること。そのまま読むと、たずねる、古い、知る、新しい、ですね。勉強はここからですね。

●我田引水(がでんいんすい)
自分の都合の良いように計らうこと。そのまま読むと、わが、田んぼ、引く、水、ですね。イメージしやすいです。

●完全無欠(かんぜんむけつ)
少しの不足も欠点もないこと。そのまま読むと、完全、無し、欠ける、ですね。これは覚えやすい方です。

●危機一髪(ききいっぱつ)
今にも危ないことが起こりそうな状態。そのまま読むと、あぶない、きかい、ひとつ、かみ、ですね。きわどい様子が伝わってきますね。

●疑心暗鬼(ぎしんあんき)
疑いの心があると、何でもないことにも恐れを抱く。そのまま読むと、うたがう、こころ、くらい、おに、ですね。疑うと不要な恐れまで考えないといけないのですね。難しいですね。

●喜怒哀楽(きどあいらく)
喜び、怒り、哀しみ(かなしみ)、楽しみといった感情。そのまま読むと・・・よろこぶ、おこる、かなしむ、たのしむ、ですね。感情とはかなり複雑なものですね。

●空前絶後(くうぜんぜつご)
過去にも未来にもないような、まれなこと。そのまま読むと、から、まえ、たつ、あと、ですね。この言葉をある芸人さんが大声でよく使っていましたね。

●厚顔無恥(こうがんむち)
厚かましくて、恥を知らないこと。そのまま読むと、あつい、かお、ない、はじ、ですね。日本人は謙虚で遠慮がちかもしれませんから、このくらいは少しあってもいいかもしれません。。。

●公明正大(こうめいせいだい)
考えなどが正しく、堂々としていること。そのまま読むと、おおやけ、あかるい、ただしい、おおきい、ですね。そもそも何が正しいのか、、、それが難しい時代になってきてはいますね。

●孤立無援(こりつむえん)
1人きりでだれの助けもないこと。そのまま読むと、こりつ、なし、えんじょ、ですね。このような状況でもがんばっていれば助けが来るかも。。。

●五里霧中(ごりむちゅう)
何の手がかりもなくて、どうしようもないこと。そのまま読むと、いつつ、り、きり、なか、ですね。サスペンスもので良く使われそうですね。

●言語道断(ごんごどうだん)
とんでもなく、もっての外であること。そのまま読むと、いう、ご、みち、たつ、ですね。アニメやドラマなどでよく聞く言葉ですね。

●才色兼備(さいしょくけんび)
優れた能力と美しさを兼ね備えていること。そのまま読むと、さいのう、いろけ、かねる、そなえる、ですね。優れた能力を目指していると自然と美しくも見えてきますね。

●試行錯誤(しこうさくご)
何度も失敗しながら正しいものに近づいていくこと。そのまま読むと、ためす、おこなう、まじりあう、まちがえる、ですね。この姿勢は大切ですね。

●自業自得(じごうじとく)
自分でしたことの報いを自分で受けること。そのまま読むと、みずから、ごう、みずから、える、ですね。あまり良い意味では使われないことが多いですね。

●弱肉強食(じゃくにくきょうしょく)
強い者が勝ち、弱い者はその犠牲になること。そのまま読むと、よわい、にく、つよい、たべる、ですね。※「焼肉定食」ではありません。

●七転八倒(しちてんばっとう)
転げ回ってもがき苦しむ様子。そのまま読むと、しち、ころがる、はち、たおれる、ですね。イメージできる分、ちょっと怖いです。

●質疑応答(しつぎおうとう)
質問したり答えたりすること。そのまま読むと、しつもん、ぎもん、おうじる、こたえる、ですね。これは学校でも使っている四字熟語ですよね。

●質実剛健(しつじつごうけん)
飾り気がなく、まじめで強いこと。そのまま読むと、しつ、み、つよい、すこやか、ですね。素朴な感じがしてわかりやすそうです。

●四分五裂(しぶんごれつ)
ちりぢりばらばらに分裂すること。そのまま読むと、四、わける、五、さける、ですね。「四捨五入(ししゃごにゅう)」に似てますね。

●縦横無尽(じゅうおうむじん)
自由自在に行うこと。そのまま読むと、たて、よこ、なし、つきる、ですね。自由でいいですね~。

●終始一貫(しゅうしいっかん)=首尾一貫(しゅびいっかん)
初めから終わりまで一様であること。そのまま読むと、おわり、はじめ、ひとつ、つらぬく、ですね。ある意味、頑固でもありますね。

●十人十色(じゅうにんといろ)
好みや考えなどが、一人ひとり異なること。そのまま読むと、じゅう、ひと、じゅう、いろ、ですね。まあ、そのままですね。

●主客転倒(しゅかくてんとう)=本末転倒(ほんまつてんとう)
物事の軽重を取り違えること。そのまま読むと、あるじ、きゃく、てんじる、たおれる、ですね。「お客様は神様」と日本ではよく言いますよね。

●取捨選択(しゅしゃせんたく)
必要なものとそうでないものを選び分けること。そのまま読むと、とる、すてる、えらぶ、えらぶ、ですね。人生には必要なことですね。。。

●順風満帆(じゅんぷうまんぱん)
物事が順調に進んでいくこと。そのまま読むと、じゅんばん、かぜ、みちる、ほ、ですね。船が風をめいっぱい受けるイメージですね。

●上意下達(じょういかたつ)
上の者の命令などを下の者に伝えること。そのまま読むと、うえ、いし、した、たっする、ですね。正確に伝わるかどうか難しいですよね。

●自画自賛(じがじさん)
自分で自分をほめること。そのまま読むと、みずから、絵、みずから、ほめる、ですね。時には満足することも必要ですね。

●自給自足(じきゅうじそく)
自分の力で生活していくこと。そのまま読むと、みずから、あたえる、みずから、たりる、ですね。今の時代、自給自足も中々難しいですね。

●枝葉末節(しようまっせつ)
物事の中で取るに足らない部分。そのまま読むと、えだ、は、まったん、ふし、ですね。要点をつかむことは大切ですね。

●心機一転(しんきいってん)
あることをきっかけに、気分を入れ替えること。そのまま読むと、こころ、きかい、ひとつ、てんじる、ですね。日々、心機一転して、前向きに過ごしたいものです。

●神出鬼没(しんしゅつきぼつ)
自由自在に現れたり消えたりすること。そのまま読むと、神、出る、鬼、没する、ですね。本当にそのようなことができたら、瞬間移動ですね。

●針小棒大(しんしょうぼうだい)
小さなことを大げさに言うこと。そのまま読むと、はり、ちいさい、ぼう、おおきい、ですね。「話を盛る」ってことですね。

●新陳代謝(しんちんたいしゃ)
古いものが新しいものに入れ替わること。そのまま読むと、あたらしい、ならべる、かわる、あやまる、ですね。体の中で進めてもらうのがいいですね。

●森羅万象(しんらばんしょう)
この世のあらゆる事物のこと。そのまま読むと、もり、あみ、まん、ぞう、ですね。この4文字ですべてを言い表せるのはすごいですね。

●酔生夢死(すいせいむし)
何もせずに無駄に一生を終えること。そのまま読むと、よう、いきる、ゆめ、しぬ、ですね。無駄とは何か、、、これも深く考えさえられます。

●晴耕雨読(せいこううどく)
のんびりきままに生活すること。そのまま読むと、はれ、たがやす、あめ、よむ、ですね。昔の人の生活は、天候に合ったものとなっていたのですね。

●清廉潔白(せいれんけっぱく)
心が清らかで、後ろめたいところがないこと。そのまま読むと、きよらか、私欲がない、いさぎよい、しろい、ですね。目指すべきところですね。

●切磋琢磨(せっさたくま)
互いに励ましあうなどして、学問や人格を向上させていくこと。そのまま読むと、せつに、みがく、みがく、みがく、ですね。ひたすら磨いてますね。

●絶体絶命(ぜったいぜつめい)
危険な状態に追いつめられ、とても逃れられないこと。そのまま読むと、たえる、からだ、たえる、いのち、ですね。このようなピンチな状況は避けたいものです。

●前後不覚(ぜんごふかく)
前後の区別もつかないほど何もわからなくなること。そのまま読むと、まえ、うしろ、ない、おぼえる、ですね。真っ暗闇をイメージしてしまいます。

●千載一遇(せんざいいちぐう)
これ以上ないというほどめったにないこと。そのまま読むと、せん、のる、いち、あう、ですね。チャンスというのはこのようなものでしょうか。

●千差万別(せんさばんべつ)
多くのものにそれぞれ違いがあること。そのまま読むと、千、差、万、別、ですね。「二つとして同じものは無い」=「それぞれが唯一」ですね。

●戦々恐々(せんせんきょうきょう)
大変なことが起こらないかとおそれおののいている様子。そのまま読むと、たたかう、たたかう、おそれる、おそれる、ですね。戦いは嫌ですね。

●前代未聞(ぜんだいみもん)
それまでに聞いたことがないような珍しいこと。そのまま読むと、まえ、じだい、ない、きく、ですね。発明では好まれますね。

●千変万化(せんぺんばんか)
物事がさまざまに変化すること。そのまま読むと、千、変わる、万、化ける、ですね。今の時代を表しているようです。

●率先垂範(そっせんすいはん)
自らが先頭に立って手本となること。そのまま読むと、ひきいる、さき、たらす、てほん、ですね。「即席炊飯」ではないので間違えないように。

●大器晩成(たいきばんせい)
大人物は年をとってから大成すること。そのまま読むと、大きい、うつわ、ばん、なる、ですね。そう信じて頑張りたいですね。

●大義名分(たいぎめいぶん)
人として守るべき大切な筋道。そのまま読むと、大きい、道理、名前、分ける、ですね。大切なことですね。。。

●泰然自若(たいぜんじじゃく)
ゆったりと落ち着いている様子。このような人を見ると心落ち着きますね。。。

●大胆不敵(だいたんふてき)
度胸があって敵を恐れない様子。強気ですね。。。

●大同小異(だいどうしょうい)
少しの違いはあっても、だいたい同じこと。テストではアウトですけども。。。

●単刀直入(たんとうちょくにゅう)
前置きをせず、いきなり本論に入ること。「短刀」ではないので注意、危険です。

●朝令暮改(ちょうれいぼかい)
命令などがすぐに変わって、あてにならないこと。「朝礼5回」ではありません、多すぎます。。。

●猪突猛進(ちょとつもうしん)
あとさきのことを考えず、突き進むこと。イノシシも考えて突進しているんでしょうけどねえ。

●徹頭徹尾(てっとうてつび)
初めから終わりまで、ということ。「徹夜」を思い浮かべるとわかりやすいですね。

●電光石火(でんこうせっか)
行動が非常に素早い様子。スピード感ありますね。

●当意即妙(とういそくみょう)
その場に合わせて、素早く機転を働かせること。芸人さんみたいですね。

●東奔西走(とうほんせいそう)
あちらこちらに忙しく走りまわること。昔は自分の足で動くしかなかったのですよね。。。

●独立独歩(どくりつどっぽ)
人に頼ることなく、自分の信じるとおりに行動すること。かっこいいですね~。

●二束三文(にそくさんもん)
数が多くても、値段が非常に安いこと。消費者としては助かります。

●日進月歩(にっしんげっぽ)
絶え間なく進歩していくこと。⇔一進一退。医療などの分野で良く使われてますね。

●馬耳東風(ばじとうふう)
人の忠告などを気にとめず、聞き流すこと。時には必要な能力ですね。

●八方美人(はっぽうびじん)
だれに対してもあいそよくふるまうこと。これもひとつの能力ですね。

●半信半疑(はんしんはんぎ)
うそか本当かわからずに迷うこと。漢字そのままですね。

●美辞麗句(びじれいく)
美しく飾り立てた言葉。たまには耳触りのいい言葉も聞きたいですね。

●百発百中(ひゃっぱつひゃくちゅう)
考えていることなどがすべて当たること。予言者でしょうか。

●不言実行(ふげんじっこう)
よけいなことを言わず、黙って行動すること。格好いいですね。

●不偏不党(ふへんふとう)
どちらにもかたよることなく、公平なこと。心穏やかな感じですね。

●付和雷同(ふわらいどう)
深く考えることなく、他人の意見に賛同すること。これはまずいですね。。。

●粉骨砕身(ふんこつさいしん)
非常に苦労して働くこと。漢字だけ見るとボロボロです。

●抱腹絶倒(ほうふくぜっとう)
倒れそうになるほど大笑いする様子。年に1回くらいはありますかね。。。

●無我夢中(むがむちゅう)
心を奪われ、我を忘れること。これほど好きなものに出会えることは運命ですね。

●無念無想(むねんむそう)
無我の境地に入って、何も思わないこと。このように何も考えない時間も必要ですね。

●無味乾燥(むみかんそう)
何の味わいもおもしろみもないこと。このようなものもあるのか、それとも自分の感性の問題でしょうか。

●明鏡止水(めいきょうしすい)
心が静かで少しの曇りもないこと。この境地、素晴らしいです。

●名誉挽回(めいよばんかい)
名誉を取り戻すこと。チャンスはつかみたいですね。

●門外不出(もんがいふしゅつ)
大切なもので、めったに持ち出すことのできないこと。「秘伝の~」ってことですね。

●優柔不断(ゆうじゅうふだん)
ぐずぐずしていて、決断できないこと。⇔即断即決(そくだんそっけつ)。慎重とも言えますよね。。。

●有名無実(ゆうめいむじつ)
名前だけで、実質のないこと。これはむなしいですね。。。

●勇猛果敢(ゆうもうかかん)
何ものも恐れず、突き進むこと。力強いですね。。。

●油断大敵(ゆだんたいてき)
不注意が大きな失敗を招くということ。確かに。。。

●用意周到(よういしゅうとう)
用意が万全であること。何事にも大切ですよね。。。

●利害得失(りがいとくしつ)
利益と損害。そのままですね。。。

●離合集散(りごうしゅうさん)
離れたり集まったりすること。人生そのものですね。。。

●竜頭蛇尾(りゅうとうだび)
初めは勢いがよく、終わりはふるわないこと。継続的にがんばりたいところですね。。。

●理路整然(りろせいぜん)
考えなどの筋道が通っていて、きちんとしていること。⇔支離滅裂(しりめつれつ)。わかりやすそうですね。。。

●臨機応変(りんきおうへん)
その場の変化にしたがって、適切な処置をとること。理想的ですね。。。

●冷酷無情(れいこくむじょう)
人に対して思いやりがなく、無慈悲なこと。良くないですね。。。

●論功行賞(ろんこうこうしょう)
手柄や功績の程度をよく論じて定め、それに見合ったほうびを与えること。これはありがたいですね。。。

●和洋折衷(わようせっちゅう)
和式と洋式とをほどよい程度に調和させること。バランスが取れてますね。。。

●不要不急(ふうようふきゅう)
重要でもなく急ぎでもないこと。そんなこともありますね。。。

【高校入試 ことわざ(国語)】

●あいた口がふさがらぬ(あいたくちがふさがらぬ)
あきれてものも言えない様子。ポカーンって感じですね。。。

●青菜に塩(あおなにしお)
急に元気をなくしてしょげている様子。この気持ちわかりますね。。。

●悪事千里を走る(あくじせんりをはしる)
悪いおこないはすぐに世間に知れ渡る。おそらくインターネットのない時代でもそうなのだから現代ではなおさら。。。

●虻蜂取らず(あぶはちとらず)
2つのものを両方とも手に入れようとして、どちらもだめになる。=二兎を追うものは一兎をも得ず(にとをおうものはいっとをもえず)。⇔一石二鳥(いっせきにちょう)。でもチャレンジ精神はすばらしいですね。。。

●油を売る(あぶらをうる)
むだな話をして時間をつぶすこと。今は灯油を売りに来てますね。。。

●雨降って地固まる(あめふってじかたまる)
悪いことがあった後には、前よりもかえって良い状態になる。この考えには救われます。。。

●案ずるより産むが易し(あんずるよりうむがやすし)
前もって心配していたことも、やってみると案外たやすくできる。一度はチャレンジしてみるのがいいですね。。。

●石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)
じっと我慢していれば必ず成功する。信じて頑張りたいですね。。。

●石橋をたたいて渡る(いしばしをたたいてわたる)
用心に用心を重ねて、事を行う。=念には念を入れよ。たたきすぎて石橋を破壊してしまうこともありますね。。。

●医者の不養生(いしゃのふようじょう)
他人には立派なことを言いながら、自分では実行しないこと。=紺屋の白袴(こうやのしろばかま)。患者を診ることに一生懸命なのでしょうか。。。

●急がば回れ(いそがばまわれ)
時間や手間がかかっても安全で確実な方法をとるほうがよい。=急いては事をし損じる(せいてはことをしそんじる)⇔善は急げ(ぜんはいそげ)。わかっていても中々難しいです。。。

●一寸先は闇(いっすんさきはやみ)
将来のことはまったく予測できないこと。一寸は約3センチ。相当な真っ暗闇なんですね。。。

●犬も歩けば棒に当たる(いぬもあるけばぼうにあたる)
いろいろなことをする人は災難にもあいやすい。チャレンジするからこそ失敗もするわけですな。。。

●うそから出たまこと(うそからでたまこと)
うそを言ったつもりが、結果的に本当になってしまうこと。良いウソならいいですね。。。

●馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)
人の意見に耳を貸さず、聞き流すこと。=馬耳東風(ばじとうふう)。時には必要ですね。。。

●瓜の蔓になすびはならぬ(うりのつるになすびはならぬ)
平凡な親からは、優れた子は生まれない。=蛙の子は蛙(かえるのこはかえる)。⇔鳶が鷹を生む(とびがたかをうむ)。今の時代、そんなことはないと言えます。。。

●帯に短したすきに長し(おびにみじかしたすきにながし)
中途半端で役に立たない。どちらかに絞るっていうのも難しいんですよね。。。

●おぼれる者はわらをもつかむ(おぼれるものはわらをもつかむ)
危険な目にあっているときは、どんなに頼りないものにでもすがろうとする。一生懸命さはすばらしいですよね。

●河童の川流れ(かっぱのかわながれ)
名人でも時には失敗することがある。=弘法にも筆の誤り(こうぼうにもふでのあやまり)。猿も木から落ちる(さるもきからおちる)。確かにその通り。。。

●果報は寝て待て(かほうはねてまて)
幸運はあせらず待つのがよい。期待しないでおくのいいですね。。。

●枯れ木も山のにぎわい(かれきもやまのにぎわい)
つまらないものでもないよりはましである。確かにね。。。

●君子危うきに近寄らず(くんしあやうきにちかよらず)
危ないところには近づかないほうが利口である。「君子」は教養や徳のある人。感覚的にわかる時ってありますよね。。。

●けがの功名(けがのこうみょう)
失敗や災難が偶然よい結果になること。発明によくあるパターンですね。。。

●光陰矢のごとし(こういんやのごとし)
月日の過ぎるのが早いことのたとえ。確かに早い。。。

●後悔先に立たず(こうきあさきにたたず)
事が済んでから悔やんでも仕方がない。うーん、よくわかりますが。。。

●郷に入っては郷に従え(ごうにいってはごうにしたがえ)
自分がいる場所の風習やきまりには素直に従うのがよい。初めはこれがいいですね。。。

●転ばぬ先の杖(ころばぬさきのつえ)
失敗しないように前もって用心しておくこと。大事ですねえ。。。

●三人寄れば文殊の知恵(さんにんよればもんじゅのちえ)
凡人でも三人で相談すればよい考えが浮かぶ。「文殊」は知恵をつかさどる菩薩(ぼさつ)の名。「三人寄ればうるさい」とも言えますが。。。

●釈迦に説法(しゃかにせっぽう)
その道を知り尽くしている人に不必要な教えを説く愚かさをたとえたもの。こんな場面ありますね。。。

●朱に交われば赤くなる(しゅにまじわればあかくなる)
人はつきあう相手次第で良くも悪くもなる。良い影響ならいいですが。。。

●初心忘るべからず(しょしんわするべからず)
何事も初めのころの謙虚な気持ちを忘れてはならない。これはとても大切ですね。。。

●知らぬが仏(しらぬがほとけ)
知らないでいるから、平気でいられることのたとえ。確かに知りすぎるのもよくないかも。。。

●好きこそものの上手なれ(すきこそもののじょうずなれ)
好きでやることは熱心にやるし、熱心にやるからさらに上達していく。⇔下手の横好き(へたのよこずき)。確かに好きなことには熱中しますからね。。。

●雀百まで踊り忘れず(すずめひゃくまでおどりわすれず)
幼いときについた習慣は、年をとっても身から離れないというたとえ。=三つ子の魂百まで(みつごのたましいひゃくまで)。だからこそ、塾で学習習慣を身につけましょう!

●背に腹はかえられぬ(せにはらはかえられぬ)
大事のためには犠牲もやむを得ない。悩ましい判断ですね。。。

●船頭多くして船山へ登る(せんどうおおくしてふねやまへのぼる)
指図する人が多すぎて、物事がとんでもない方向へ進む。シンプルにしたいですね。。。

●袖振り合うも他生の縁(そでふりあうもたしょうのえん)
ちょっとしたことでも、それは偶然ではなく、すべて深い因縁で結ばれているということ。一つ一つに縁を感じますね。。。

●備えあれば憂いなし(そなえあればうれいなし)
ふだんからいざというときに備えて準備をしていれば、万が一のときにも心配する必要がない。準備が大切ですよね。。。

●損して得取れ(そんしてとくとれ)
今は損をしても、将来に大きな利益を得られるようにせよ、ということ。下積みは大事ですね。。。

●対岸の火事(たいがんのかじ)
自分に関係がないできごとのたとえ。まあ、そうとも言えないかもしれませんけども。。。

●宝の持ち腐れ(たからのもちぐされ)
せっかく役に立つものを持っていながら利用しないことのたとえ。利用しなきゃね。。。

●立つ鳥跡を濁さず(たつとりあとをにごさず)
立ち去る者は、自分のいた跡をきちんと始末しておかなければならない。⇔後は野となれ山となれ(あとはのとなれやまとなれ)
日々の物事でも完結型でありたいですね。。。

●立て板に水(たていたにみず)
弁舌が滑らかで、よどみがないこと。なめらかもいいですが、とつとつしたのも印象に残りますね。。。

●蓼食う虫も好き好き(たでくうむしもすきずき)
人の好みはさまざまである。その通りです。。。

●棚からぼたもち(たなからぼたもち)
思いがけない幸運にあうこと。会ってみたいですね。。。

●短気は損気(たんきはそんき)
短気を起こすと、失敗して損をするだけであるということ。肝に銘じておきたいですね。。。

●ちりも積もれば山となる(ちりもつもればやまとなる)
ほんのわずかなものでも、それが多く重なり集まると大きなものになるというたとえ。小さな事だからとおろそかにしてはいけないということ。長い人生では大切ですね。。。

●月とすっぽん(つきとすっぽん)
比較にならないほどかけ離れている事のたとえ。かなり遠いですね。。。

●月夜に提灯(つきよにちょうちん)
明るい月夜にちょうちんはいらないことから、不必要なもののたとえ。確かに満月の日は特に明るいですよね。。。

●つじつまを合わす(つじつまをあわす)
話の前後を合わせて、矛盾がないようにする。中々のワザですね。。。

●爪に火をともす(つめにひをともす)
油やろうそくに灯をともす代わりに爪に火をともすほど、ひどく倹約していること。かなりの倹約家ですね。。。

●鶴の一声(つるのひとこえ)
権力のある人間が発する、周りを圧倒し従わせる一言。威力あるんですよね、これが。。。

●出る杭は打たれる(でるくいはうたれる)
才能があって頭角を現す人は、とにかく人からねたまれる。これは仕方ないですかね。。。

●天に唾する(てんにつばする)
他人に害を与えようとして、逆に自分がひどい目にあうというたとえ。気をつけないとね。。。

●天は二物を与えず(てんはにぶつをあたえず)
長所だけしかない人間はいない。確かにバランスとれてるんですね。。。

●灯台下暗し(とうだいもとくらし)
身近なことはかえってわかりにくい。ちょっと離れることも大切なんですね。。。

●豆腐にかすがい(とうふにかすがい)
少しも手ごたえのないこと。=「ぬかに釘(ぬかにくぎ)」「のれんに腕押し(のれんにうでおし)」。たごたえないですね。。。

●捕らぬ狸の皮算用(とらぬたぬきのかわざんよう)
確実でないことを期待して、計画を立てること。これは無謀です。。。

●どんぐりの背比べ(どんぐりのせいくらべ)
どれも同じくらいで、特に優れたものがないことのたとえ。どんぐりでも大きいものもあります。。。

●泣き面に蜂(なきつらにはち)
よくない時に、さらに不幸が重なること。こういう時は嫌ですね。。。

●情けは人のためならず(なさけはひとのためならず)
人に情けをかけておけば、いつか自分に戻ってくる。助け合いですね。。。

●二階から目薬(にかいからめぐすり)
思うようにならず、もどかしいこと。普通でも目薬入れるのは難しいのに。。。

●濡れ手で粟(ぬれてであわ)
大した苦労をせずに、利益を得ること。あぶく銭ですね。。。

●猫に小判(ねこにこばん)
どんなに貴重な物でも、価値がわからないものには何の役にも立たないこと。=「豚に真珠(ぶたにしんじゅ)」。猫にはキャットフードですね。。。

●寝耳に水(ねみみにみず)
不意なできごとに驚くことのたとえ。飛び起きますね。。。

●能ある鷹は爪を隠す(のうあるたかはつめをかくす)
実力がある者ほど、ふだんはそれをひけらかさずにいる。うまくやっていくためには大切なのかも。。。

●花より団子(はなよりだんご)
名実よりも実益を選ぶこと。だんご、おいしいですからね。。。

●早起きは三文の徳(はやおきはさんもんのとく)
朝早く起きれば、何かいいことがあるというたとえ。時間の余裕は心の余裕ですねえ。。。

●百聞は一見にしかず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)
何事も実際に自分の目で見たほうが理解しやすい。その通り。。。

●ひょうたんから駒(ひょうたんからこま)
思いがけないところから思いがけないものが現われること。そもそもひょうたんが現われることがないですよね。。。

●仏作って魂入れず(ほとけつくってたましいいれず)
物事をほとんど成し遂げながら肝心な点が足りないこと。詰めが大切ですね。。。

●仏の顔も三度(ほとけのかおもさんど)
どんなに温和な人でも、何度もひどいことをされると怒り出すこと。三度待つだけでも素晴らしい。。。

●骨折り損のくたびれもうけ(ほねおりぞんのくたびれもうけ)
苦労ばかり多くて、何の利益にもならないこと。そんなことはないよ、と言ってあげたい。。。

●まかぬ種は生えぬ(まかぬたねははえぬ)
何もしないのに、よい結果を期待してもむだである。確かに生えませんね。。。

●馬子にも衣装(まごにもいしょう)
だれでも身なりを整えれば、立派に見えるものである。見た目が大切なんですね。。。

●眉に唾をつける(まゆにつばをつける)
だまされないよう用心する。警戒心は大切ですね。。。

●身から出たさび(みからでたさび)
自分のした悪いことの報いで、自分自身が苦しむこと。たまにあります。。。

●三日坊主(みっかぼうず)
飽きっぽくて長続きがしないこと。まあ、それでも始めただけでもいいじゃないかな。。。

●目は口ほどに物を言う(めはくちほどにものをいう)
実際に口に出してしゃべらなくても、まなざしだけでも相手に自分の気持ちを伝えることができる。どうしてわかるんでしょうね。。。

●焼け石に水(やけいしにみず)
わずかな援助では効果がないこと。援助してもらえるだけでもありがたいですが。。。

●やぶから棒(やぶからぼう)
やぶの中から急に棒が突き出てくるように、突然思いがけないことが起こることのたとえ。これは驚きますね。。。

●論語読みの論語知らず(ろんごよみのろんごしらず)
本を読んで知識として理解していても、実行が伴わないことのたとえ。身にしみますね。。。

●論より証拠(ろんよりしょうこ)
物事をはっきりさせるには、あれこれ議論するよりも、証拠を出して見せるのが一番であるということ。効果的ですね。。。

●わざわいを転じて福となす(わざわいをてんじてふくとなす)
身に降りかかってきた災いをうまく利用して、逆に幸福になるようにもっていく。ピンチはチャンスですかね。。。

●渡りに舟(わたりにふね)
何かをしようとしているところへ、都合がよいことが起こること。幸運ありがたいですね。。。

●渡る世間に鬼はない(わたるせけんにおにはない)
世の中に無情な人間ばかりではなく、慈悲深い人もいるものである。世の中捨てたものじゃないですね。。。

●笑う門には福が来る(わらうかどにはふくがくる)
いつも笑いが絶えないような家には、自然に幸運がやってくるものである。笑いってほんと大事ですよね。。。

【高校入試 慣用句(国語)】

●あいづちを打つ(あいづちをうつ)
相手の話に合わせて、うなずいたりする。

●青筋を立てる(あおすじをたてる)
激しく興奮したり激怒したりする。

●灰汁が強い(あくがつよい)
人の性質など個性が強くて、ひどく目につく。

●あぐらをかく
今いる地位や境遇に安住して、いい気になって居座る。

●あげ足を取る(あげあしをとる)
言葉じりをとらえて、相手を非難する。

●挙句の果て(あげくのはて)
結局のところ。

●あごで使う(あごでつかう)
いばりきった態度で人を使うこと。

●朝飯前(あさめしまえ)
何かをすることが、非常に簡単であること。

●足が棒になる(あしがぼうになる)
長く歩いたりしたために足が疲れる。

●足もとを見られる(あしもとをみられる)
弱みにつけこまれる。

●味をしめる(あじをしめる)
一度経験したよさが忘れられず、またそれを期待する。

●足を引っ張る(あしをひっぱる)
他人の成功や物事の達成を妨害する。

●頭が下がる(あたまがさがる)
尊敬せずにはいられない気持ちになる。

●頭が下がる(あたまがさがる)
尊敬せずにはいられない気持ちになる。

●頭を痛める(あたまをいためる)
物事がうまくいかず、あれこれと思い悩む。

●頭を冷やす(あたまをひやす)
興奮をさまし、冷静さを取り戻す。

●後の祭り(あとのまつり)
すでに時期が送れていて、手遅れである。

●油を絞る(あぶらをしぼる)
人のあやまちや失敗をきつくとがめる。

●甘く見る(あまくみる)
戦う相手やするべき仕事について、実際より低く評価する。

●案の定(あんのじょう)
思っていたとおり。

●息を殺す(いきをころす)
呼吸をおさえ、じっとしている様子。=「息を凝らす」「息を詰める」

●息をのむ(いきをのむ)
はっとして、思わず呼吸を止める。

●板につく(いたにつく)
職業などが、その人にぴったりあった感じになる。

●一か八か(いちかばちか)
運に任せて思い切ってやってみる。

●一目置く(いちもくおく)
相手が自分よりまさっていることを認めて、敬意を払う。

●一矢を報いる(いっしをむくいる)
戦いの場において、相手の攻撃に及ばずながら反撃する。

●一石を投じる(いっせきをとうじる)
1つの問題を提起する。

●浮き足立つ(うきあしだつ)
期待や不安を感じて、落ち着かなくなる。

●うさん臭い(うさん)
なんとなく疑わしい。気が許せない感じがする。

●有頂天になる(うちょうてんになる)
希望がかなったりして、非常に喜んだり得意になったりする。

●腕によりをかける(うでによりをかける)
自分の技量を見せようと張り切る。

●鵜呑みにする(うのみにする)
人に言われたことを疑わずそのまま信じてしまう。

●裏目に出る(うらめにでる)うり
良かれと思ってやったことが、反対に悪い結果になってしまう。

●瓜二つ(うりふたつ)
二人の顔つきなどがそっくりであること。

●襟を正す(えりをただす)
服装をきちんとする。また、気持ちをしっかりと引き締める。

●大口をたたく(おおぐちをたたく)
偉そうに大きなことを言う。

●お茶を濁す(おちゃをにごす)
その場を適当にとりつくろってごまかす。

●尾ひれをつける(おひれをつける)
話を実際以上に誇張する。

●折り紙をつける(おりがみをつける)
ものの価値について、確かであると保証する。=折り紙つき

●顔色をうかがう(かおいろをうかがう)
相手の気持ちを推し測る。相手の機嫌をうかがう。

●顔が広い(かおがひろい)
交友範囲がとても広い。

●顔に泥を塗る(かおにどろをぬる)
名誉を傷つけ、恥をかかせる。

●かたずを飲む(かたずをのむ)
物事のなりゆきを緊張しながら見守る。

●肩を入れる(かたをいれる)
一方の味方をする。=肩を持つ

●借りてきた猫のよう(かりてきたねこのよう)
いつもとは違って、非常におとなしくしている様子をたとえたもの。

●眼中にない(がんちゅうにない)
全く気にしない。

●黄色い声(きいろいこえ)
女性や子供の甲高い声(かんだかい声)をたとえたもの。

●気がおけない(きがおけない)
心から打ち解けられるような気楽な付き合いができること。ここでの「気」とは遠慮や気遣いのこと。

●機先を制する(きせんをせいする)
相手が事を起こす前に先手をうち、有利な立場に立つ。

●肝を冷やす(きもをひやす)
危険な目にあい、ひやりとする。

●口が堅い(くちがかたい)
人に言ってはいけないことは、決してだれにも言わない。

●口火を切る(くちびをきる)
最初に物事を始める。

●口をつぐむ(くちをつぐむ)
口を閉じて何も言わない。

●口をとがらせる(くちをとがらせる)
不平不満の気持ちを表すときにする表情。

●口を割る(くちをわる)
隠していたことを白状してしまう。

●苦肉の策(くにくのさく)
苦しまぎれに考え出した手段。

●首を突っ込む(くびをつっこむ)
関心や興味をもったことに、深くかかわりをもつ。

●首を長くして待つ(くびをながくしてまつ)
物事が実現することを、待ち望む。

●雲をつかむよう(くもをつかむよう)
漠然としていて、とらえどころがない様子。

●桁が違う(けたがちがう)
比べものにならないほどの大きな違いがある。

●心を鬼にする(こころをおににする)
その人のためを思い、同上をおさえ、あえて厳しく接する。

●心を砕く(こころをくだく)
いろいろと心配し、苦労する。

●腰が重い(こしがおもい)
なかなか行動に移ろうとしない様子。

●腰が低い(こしがひくい)
他人に対して、謙虚な態度で接する。

●言葉を濁す(ことばをにごす)
都合の悪いことなどをあいまいに言う。

●小耳にはさむ(こみみにはさむ)
話の一部などを聞くともなしに聞く。

●さじを投げる(さじをなげる)
医者が治療をあきらめ、病人を見放す。また、物事に先の見込みがないとあきらめる。

●舌を巻く(したをまく)
すばらしいものや才能に、驚き感心する。

●しのぎを削る(しのぎをけずる)
相手と激しく争う。

●しりが青い(しりがあおい)
まだ未熟であること。

●しりに火がつく(しりにひがつく)
事態が切迫してくる。

●図に乗る(ずにのる)
自分の思いどおりに事が進んで、つけあがる。

●図星を指される(ずぼしをさされる)
物事の核心をずばりと指摘される。

●そりが合わない(そりがあわない)
気が合わず、いっしょにやっていけない。

●太鼓判を押す(たいこばんをおす)
人の能力や物の品質などについて、決してまちがいがないと保証する。

●竹を割ったよう(たけをわったよう)
気性がさっぱりしていることをたとえたもの。

●駄目を押す(だめをおす)
間違いないことを、念を押してさらに確かめる。

●血も涙もない(ちもなみだもない)
人なみの思いやりがなく、非情である。

●粒がそろう(つぶがそろう)
集まったもののすべてが、同じように優れている。

●手が焼ける(てがやける)
面倒をみるのに苦労させられる。=「世話が焼ける」

●手に余る(てにあまる)
自分の力では解決できない。

●手も足も出ない(てもあしもでない)
なんとかしようと思っても、どうすることもできない。

●手を返す(てをかえす)
態度や言動が、がらりと変わること。=「手のひらを返す」

●途方に暮れる(とほうにくれる)
どうしてよいかわからなくなる。

●虎の子(とらのこ)
手放すことができない大切なもの。

●鳴かず飛ばず(なかずとばず)
何の活躍もしないでいる様子。

●なれの果て(なれのはて)
落ちぶれ果ててしまった姿。

●荷が重い(にがおもい)
自分にとっては耐えられないほど責任が大きい。

●日常茶飯事(にちじょうさはんじ)
毎日のごくありきたりの物事。

●二の足を踏む(にのあしをふむ)
物事を思い切ってできずにためらう。

●猫の手も借りたい(ねこのてもかりたい)
忙しくて人手が足りないことのたとえ。

●猫をかぶる(ねこをかぶる)
本性を隠して、おとなしそうに見せる。

●根に持つ(ねにもつ)
いつまでも恨み続ける。

●根も葉もない(ねもはもない)
何の根拠もない。

●音を上げる(ねをあげる)
苦しさなどに耐えきれず、意気地のないことを言う。=「弱音を吐く」

●歯が立たない(はがたたない)
自分の力ではとてもかなわないほど手ごわい。

●蜂の巣をつついたよう(はちのすをつついたよう)
大騒ぎになって手がつけられない様子。

●ばつが悪い(ばつがわるい)
きまりが悪い思いをする。

●鼻息が荒い(はないきがあらい)
意気込みが激しい。

●鼻が高い(はながたかい)
自慢げな様子。

●話の腰を折る(はなしのこしをおる)
横から口を出して、話を妨げる。

●鼻であしらう(はなであしらう)
人をばかにして、冷淡に接する。

●鼻をあかす(はなをあかす)
人を出し抜いて、あっと言わせる。

●鼻を折る(はなをおる)
得意になっている者に、恥をかかせる。

●腹にすえかねる(はらにすえかねる)
怒りを抑えることができなくなる。

●腹を抱える(はらをかかえる)
おかしくて大笑いする。

●腹を決める(はらをきめる)
考えを一つに決める。覚悟する。=腹をくくる。腹を据える。

●腹を探る(はらをさぐる)
それとなく相手が何を考えているのかを知ろうとする。

●ひざを乗り出す(ひざをのりだす)
あることに興味をもち、乗り気になる。

●ひざを交える(ひざをまじえる)
打ち解けて話し合う。

●一泡吹かせる(ひとあわふかせる)
相手を驚かせ慌てさせる。

●へそを曲げる(へそをまげる)
機嫌を悪くする。

●棒に振る(ぼうにふる)
それまでの努力を無駄にする。

●骨が折れる(ほねがおれる)
することが難しく、時間や手間がかかる。

●眉をひそめる(まゆをひそめる)
心配事などがあり、暗い表情になる。他人のいまわしい行為に対して不快感を表す。=顔をしかめる。

●水に流す(みずにながす)
過去の嫌なことをすべてなかったことにする。

●身につまされる(みにつまされる)
他人の不幸が自分のことのように思いやられる。

●身の毛がよだつ(みのけがよだつ)
恐ろしさにぞっとする。

●耳が痛い(みみがいたい)
自分の弱点を指摘され、聞くのがつらい。

●耳を疑う(みみをうたがう)
思ってもみないことを聞いて、信じられない。

●耳をそろえる(みみをそろえる)
お金や物を全部そろえる。

●胸が騒ぐ(むねがさわぐ)
不安や期待などで心が落ち着かない。

●胸をときめかす(むねをときめかす)
期待や喜びで胸をわくわくさせる。

●目に余る(めにあまる)
あまりのひどさに、黙って見過ごせないほどである。

●目につく(めにつく)
とくに目立って見える。

●目も当てられない(めもあてられない)
ひどすぎて見ていられない。

●目を奪う(めをうばう)
あまりの見事さに、すっかり見とれてしまう。

●目を盗む(めをぬすむ)
人に見つからないよう、こっそりと行う。

●我を忘れる(われをわすれる)
心を奪われ、夢中になる。

●輪をかける(わをかける)
物事の程度をさらに大きくする。