分野別で答えを隠してトレーニングできる。全730問掲載。毎日コツコツがんばろう!

高校入試 理科 一問一答 ~生物分野~

身のまわりの生物の観察(中1メイン)

●問1
手に持った花などのつくりをルーペで観察するとき、
ルーペと観察したいもののどちらを前後に動かして観察するか。

(答)観察したいもの
→動かせるなら動かそうってことですね。

●問2
顕微鏡にレンズをとりつけるとき、接眼レンズと対物レンズのどちらを先にとりつけるか。

(答)接眼レンズ(せつがんれんず)
→ほこりが入らないように上側からつけるのですね。

●問3
顕微鏡からレンズをとりはずすとき、
接眼レンズと対物レンズのどちらから先にとりはずすか。

(答)対物レンズ(たいぶつれんず)
→取付けのときと逆ですね。対物レンズにほこりも付きにくいですから。

●問4
顕微鏡で観察するとき、「10×」と書かれた接眼レンズと、
「40」と書かれた対物レンズを使うと、何倍で観察できるか。

(答)400倍
→10×40=400ですね。

●問5
顕微鏡で観察するとき、レンズを低倍率にするほど視野の明るさはどうなるか。

(答)明るくなる。
→視野が広くなるので明るく見えるね。

●問6
顕微鏡で観察するとき、レンズを高倍率にするほど視野の広さ(見える範囲)はどうなるか。

(答)せまくなる。
→拡大されるのでせまい範囲が見えるようになりますね。

●問7
対物レンズを倍率の低いものから高いものに変えると、
ピントが合ったときのレンズとプレパラートの距離はどうなるか。

(答)近くなる。
→プレパラートは、観察物をスライドガラス(下)とカバーガラス(上)ではさんだセットですね。

●問8
顕微鏡でピントを合わせるとき、対物レンズとプレパラートを近づけながら合わせるか、
遠ざけながら合わせるか。

(答)遠ざけながら合わせる。
→近づけていくと、レンズとプレパラートがぶつかって割れてしまうよね。。。

●問9
プレパラートづくりで、静かにカバーガラスを下すときには、どのようなことに注意するか。

(答)気泡が入らないようにすること。
→気泡が入ると観察しづらいよね。。。

●問10
双眼実体顕微鏡を使ったときの像の見え方には、顕微鏡とくらべてどのような特徴があるか。

(答)立体的に見える[上下左右が逆転しない]。
→顕微鏡では上下左右が逆転して見えています。

 

花を咲かせる植物(中1メイン)

●問11
花を咲かせ、種子をつくってなかまをふやす植物を何というか。

(答)種子植物(しゅししょくぶつ)
→「種子」ですからそのままですね。。。

●問12
花のつくりで、めしべの先の部分を何というか。

(答)柱頭(ちゅうとう)
→柱の頭部分ですね。

●問13
花のつくりで、めしべのもとのふくらんだ部分を何というか。

(答)子房(しぼう)
→「脂肪」じゃないよ。

●問14
花のつくりで、おしべの先の花粉が入った小さな袋を何というか。

(答)やく
→おしべは何本かあるよ。

●問15
花粉がめしべの柱頭につくことを何というか。

(答)受粉(じゅふん)
→「花粉を受ける」ってことだね。

●問16
花粉がめしべの柱頭についたあと、やがて種子になる部分を何というか。

(答)胚珠(はいしゅ)
→「胚」→「子」でしりとりになってるね。

●問17
花粉がめしべの柱頭につくと、子房は成長してやがて何になるか。

(答)果実(かじつ)
→食べられる部分ですね。

●問18
種子植物のうち、胚珠が子房の中にある花をつける植物を何というか。

(答)被子植物(ひししょくぶつ)
→「被」は「おおう」という意味で、子房が胚珠をおおっているのですね。

●問19
マツの雌花のりん片についているのは何か。

(答)胚珠(はいしゅ)
→雌花なので胚珠ですね。

●問20
マツの雄花のりん片についているのは何か。

(答)花粉のう(かふんのう)
→雄花なので花粉ですよね。「のう」は「袋」の意味ですね。

●問21
種子植物のうち、子房がなく胚珠がむき出しになっている花をつける植物を何というか。

(答)裸子植物(らししょくぶつ)
→「裸」は「はだか」という意味で、子房が胚珠をおおっていないのですね。

 

植物のからだのつくりとはたらき(中1メイン)

●問22
植物が光を受けてデンプンなどの栄養分をつくるはたらきを何というか。

(答)光合成(こうごうせい)
→「光」が必要ですからね。

●問23
植物が、光合成の原料として、空気中からとり入れる気体と根からとり入れる液体は
それぞれ何か。

(答)二酸化炭素、水(にさんかたんそ、みず)
→光合成では、酸素ではなく、二酸化炭素が必要だね。

●問24
葉の細胞の中に見られるたくさんの緑色の粒で、光合成を行っているところを何というか。

(答)葉緑体(ようりょくたい)
→光合成に必要なものは、水、葉緑体、光、二酸化炭素、の4つですね。
「水(水)曜(葉緑体)日(光)に(二酸化炭素)は光合成」と覚えよう。

●問25
デンプンの検出に用いられ、デンプンと反応して青紫色を示す試薬は何か。

(答)ヨウ素液(ようそえき)
→ジャガイモの実験で見たことあるかな。

●問26
植物で、昼も夜も行われているのは、光合成と呼吸のどちらか。

(答)呼吸(こきゅう)
→呼吸は常にしておかないとね。。。

●問27
葉の表皮や断面を顕微鏡で観察したときに見られる、たくさんの小さな部屋のようなものを何というか。

(答)細胞(さいぼう)
→人間も細胞の集まりからできてるよ。

●問28
葉の表皮に見られ、気体の出入り口となる、一対の三日月形の細胞に囲まれたすき間を
何というか。

(答)気孔(きこう)
→「孔」は「穴」の意味で、気体の出入りする穴ってことね。

●問29
気孔が多いのは、いっぱんに葉の表側と裏側のどちらか。

(答)裏側(うらがわ)
→表側は日光をたくさん浴びたいこともあるし、穴開けてる場合じゃないよね。。。

●問30
若い根の先端に見られ、根を土に固定し、水や水に溶けた養分を吸収するはたらきをもつ
細かい毛のようなものを何というか。

(答)根毛(こんもう)
→「根の毛」ですね。

●問31
根・茎・葉を通してつながっていて、根から吸収した水や水にとけた養分を通す管を
何というか。

(答)道管(どうかん)
→真ん中を「ドーカーン!」と通っているのです。。。

●問32
根・茎・葉を通してつながっていて、葉でつくられた栄養分が運ばれる管を何というか。

(答)師管(しかん)
→「導管」は「根」、「師管」は「葉」ですね。

●問33
葉でつくられたデンプンは、どのような物質に変えられて、植物のからだ全体に運ばれるか。

(答)水にとけやすい物質(ショ糖)
→デンプンは水に溶けないので、溶けやすくしてから全体に運ぶのですね。

●問34
道管や師管が束のように集まっている部分を何というか。

(答)維管束(いかんそく)
→道管と師管が「束(たば)」になっているのでこの名前。

●問35
葉に見られるすじのようなつくりで、中に維管束が通っている部分を何というか。

(答)葉脈(ようみゃく)
→人間で言う、血管のようなものですね。

●問36
根から吸収され、葉へ運ばれた水が、水蒸気となって空気中へ出ていく現象を何というか。

(答)蒸散(じょうさん)
→「水気」を「らす」のですね。

 

植物のなかま(中1メイン)

●問37
被子植物のうち、芽生えのときの子葉が1枚のものを何というか。

(答)単子葉類(たんしようるい)
→「単」は1つ、「子」は子葉を表すのですね。

●問38
被子植物のうち、芽生えのときの子葉が2枚のものを何というか。

(答)双子葉類(そうしようるい)
→「双」は2つ、「子」は子葉を表すのですね。

●問39
被子植物の双子葉類の根のつくりはどのようになっているか。

(答)主根(しゅこん)、側根(そっこん)からなる。
→「主根」が真ん中の太い根、「側根」がその周りから生えている根。

●問40
被子植物の単子葉類の根のつくりはどのようになっているか。

(答)ひげ根をもつ
→「主根・側根」のつくりではなく、おうぎ形みたいに広がってる根。

●問41
茎の横断面を見たとき、維管束が輪の形に並んでいるのは、単子葉類か双子葉類か。

(答)双子葉類(そうしようるい)
→きれいに輪になってるね。単子葉類の維管束は、ばらばらに散らばっています。

●問42
単子葉類の葉脈は、平行脈か網状脈か。

(答)平行脈(へこうみゃく)
→きれいに平行になってますね。双子葉類の葉脈は網状(もうじょう)で網目のようですね。

●問43
双子葉類のうち、花弁が1つにくっついている花をつけるものを何というか。

(答)合弁花類(ごうべんかるい)
→花弁とは花びらのことですね。花弁が2枚以上あるものは、離弁花類(りべんかるい)。

●問44
種子をつくらせないゼンマイやイヌワラビは、何という植物のなかまか。

(答)シダ植物
→この代表的な2つときたら、、、「シダ」!

●問45
種子をつくらせないゼニゴケやスギゴケは、何という植物のなかまか。

(答)コケ植物
→「~コケ」なのでそのままですね。。。

●問46
種子をつくらせないゼンマイやゼニゴケなどの植物は、何をつくってなかまをふやすか。

(答)胞子(ほうし)
→シダ植物も胞子で増えます。胞子は「ほうこ(さん)」ではありません!

●問47
種子をつくらない植物も、葉緑体があるので種子植物と同じはたらきをする。
そのはたらきとは何か。

(答)光合成(こうごうせい)
→シダ植物・コケ植物も光合成をするんだね。

●問48
種子をつくらない植物のうち、種子植物と同じように維管束がある植物の仲間を何というか。

(答)シダ植物
→シダ植物・・・呼吸する・光合成する・胞子で増える・維管束あり

 コケ植物・・・呼吸する・光合成する・胞子で増える・維管束なし

 

細胞のつくりとはたらき(中2メイン)

●問49
細胞のつくりで、ふつう1個の細胞に1個あり、染色液によく染まる丸い部分を何というか。

(答)核(かく)
→染色液には、「酢酸(さくさん)カーミン溶液」や「酢酸(さくさん)オルセイン溶液」が使われて、赤く染まります。

●問50
細胞のつくりで、核のまわりの部分を何というか。

(答)細胞質(さいぼうしつ)
→いわゆる「身」の部分ですね。。。

●問51
細胞のつくりで、細胞質のいちばん外側にあるうすい膜を何というか。

(答)細胞膜(さいぼうまく)
→そのままですね。。

●問52
植物の細胞膜の外側にあり、植物のからだを支えるのに役立っているじょうぶなつくりを何というか。

(答)細胞壁(さいぼうへき)
→「膜」をおおっているのが、「壁」でかべとなっているんだね。

●問53
植物の細胞の中に数多くある、光合成を行う小さな粒を何というか。

(答)葉緑体(ようりょくたい)
→「葉」にある「緑」の「体」で葉緑体だね。

●問54
植物の細胞の細胞質の一部で、液で満たされた袋を何というか。

(答)液胞(えきほう)
→「胞」は袋を意味するので、液の入った袋ですね。

●問55
1つ1つの細胞が酸素と栄養分をとり入れて生きるためのエネルギーをとり出し、二酸化炭素を放出するはたらきを何というか。

(答)細胞の呼吸(さいぼうのこきゅう)(細胞呼吸、細胞による呼吸)
→人間も含めて生物は呼吸してますね。

●問56
からだが1つの細胞でできている生物を何というか。

(答)単細胞生物(たんさいぼうせいぶつ)
→「単」は「1つ」の意味。

●問57
からだが多くの細胞でできている生物を何というか。

(答)多細胞生物(たさいぼうせいぶつ)
→「多」は「多い」という意味だね。

●問58
ゾウリムシ、ミジンコ、ミカヅキモ、アメーバの中で、多細胞生物はどれか。

(答)ミジンコ
→いかにも多細胞っぽいよね。他は単細胞生物だね。

●問59
動物の胃や腸、植物の葉や茎のように、それぞれ特定のはたらきを受けもっている部分を何というか。

(答)器官(きかん)
→胃などは「臓器」とも言うから、「臓器」→「器官」で、しりとりで覚えよう。

●問60
形やはたらきが同じ細胞が集まったものを何というか。

(答)組織(そしき)
→ 小さい順に、「細胞」→「組織」→「器官」→「個体」(人間の体とか)となっていくよ。

 

呼吸(中2メイン)

●問61
ヒトの器官のうち、ふくらんだりもとの大きさに戻ったりして、空気を出入りさせている器官を何というか。

(答)肺(はい)
→2つありますね。

●問62
肺の下にある膜のような筋肉が上下することによって、呼吸が行われる。この膜のような筋肉を何というか。

(答)横隔膜(おうかくまく)
→「横」に「隔」(へだ)てている「膜」ですね。

●問63
肺の下にある横隔膜が下がり、ろっ骨が引き上げられ、肺のまわりの体積が広がるのは、息を吸うときか、息をはくときか。

(答)息を吸うとき(いきをすうとき)
→体積が大きくなるので、吸うときですね。

●問64
口や鼻から吸い込まれた空気が肺に入るまでの通り道を何というか。

(答)気管(きかん)
→空「気」が通る「管」(くだ)ですね。

●問65
気管支の先についている小さな袋で、毛細血管に取り囲まれている部分を何というか。

(答)肺胞(はいほう)
→「肺」にある、小さな「胞」=ふくろですね。

●問66
吸う息とはく息で、酸素が多くふくまれているのはどちらか。

(答)吸う息(すういき)
→酸素を吸って、二酸化炭素を多くはきますね。

 

血液とその循環(中2メイン)

●問67
心臓から送り出される血液が流れている血管を何というか。

(答)動脈(どうみゃく)
→心臓から出る血液の「血管」の名前です。活動的と覚えましょう。

●問68
肺やからだの各部から心臓にもどる血液が流れている血管を何というか。

(答)静脈(じょうみゃく)
→心臓に戻る血液の「血管」の名前です。静かに戻ってくると覚えましょう。

●問69
動脈と静脈をつないでいる細い血管を何というか。

(答)毛細血管(もうさいけっかん)
→毛のように細い血管なんですね。

●問70
血管の壁が厚く、弾力があるのは、動脈と静脈のどちらか。

(答)動脈(どうみゃく)
→動脈の方が、勢いよく全身を巡らせないといけないのでね。

●問71
血液が逆流しないようにするため、静脈のところどころにあるものを何というか。

(答)弁(べん)
→血液が戻ろうとすると弁が閉じるんですね。

●問72
血液の液体成分が血管からしみ出たもので、細胞のまわりを満たしている液を何というか。

(答)組織液(そしきえき)
→細胞が集まって「組織」ができていて、その辺りを満たしているので、「組織液」だね。

●問73
血管と同様に体中にはりめぐらされていて、しだいに集まって太い管となり、首の下で静脈と合流する管を何というか。

(答)リンパ管(りんぱかん)
→「リンパ」ってよく聞きませんか?

●問74
血液の成分で、丸い形をしていて、酸素をからだの各部分に運ぶ働きをするものを何というか。

(答)赤血球(せっけっきゅう)
→アンドーナッツみたいな形しています。

●問75
血液の成分で、からだの中に入ってきた細菌をとらえるはたらきをするものを何というか。

(答)白血球(はっけっきゅう)
→赤血球よりも大きめです。強そうですね。

●問76
血液の液体成分で、吸収された栄養分やからだの中でできた二酸化炭素などをとかしこんで運ぶものを何というか。

(答)血しょう(けっしょう)
→これは液体なので注意。運び屋さんですね。

●問77
血液の成分で、出血したときに血液を固めるのに役立っているものを何というか。

(答)血小板(けっしょうばん)
→「血」を「小」さくする「板」ですね。

●問78
赤血球にふくまれ、酸素の多いところでは酸素と結びつき、酸素の少ないところでは酸素をはなす性質をもつ物質は何というか。

(答)ヘモグロビン
→要するに、酸素を体内にまんべんなく渡すのですね。

●問79
いちばん厚い筋肉でできていて、全身に血液を送り出す動脈とつながっている心臓の部屋を何というか。


(答)左心室(さしんしつ)
→自分から自分の心臓を見て、左の下側にある大きめの部屋ですね。全身に押し出すので筋力がすごい!

●問80
全身から血液がもどってくる静脈とつながっている心臓の部屋を何というか。

(答)右心房(うしんぼう)
→自分から自分の心臓を見て、右の上側にある小さめの部屋ですね。「~室」は下側の大きめの部屋、「~房」は上側の小さめの部屋、ですね。

●問81
酸素をもっとも多くふくんだ血液が流れこむ心臓の部屋を何というか。

(答)左心房(さしんぼう)
→肺から酸素をもらって一番初めに入る心臓の部屋ですね。

●問82
肺へ血液を送り出す心臓の部屋を何というか。

(答)右心室(うしんしつ)
→送り出す心臓の部屋は「~室」。全身に送り出すのは「左心室」、肺に送り出すのは「右心室」。

●問83
血液の循環で、心臓から肺を通って心臓にもどる経路を何というか。

(答)肺循環(はいじゅんかん)
→肺へ循環しているので。

●問84
血液の循環で、心臓から肺以外の全身を回って心臓にもどる経路を何というか。

(答)体循環(たいじゅんかん)
→体を循環するので。

●問85
二酸化炭素を多くふくんだ血液を何というか。

(答)静脈血(じょうみゃくけつ)
→全身から心臓に戻ってくる血液と、心臓から肺へ向かう血液だね。

●問86
酸素を多くふくんだ血液を何というか。

(答)動脈血(どうみゃくけつ)
→肺から心臓へ向かう血液と、心臓から全身へ出ていく血液だね。

●問87
心臓につながる血管のうち、酸素をもっとも多くふくむ血液が流れている血管を何というか。

(答)肺静脈(はいじょうみゃく)
→「肺」から来る「静脈」(心臓に戻ってくる血液の血管)だからね。

●問88
心臓につながる血管のうち、二酸化炭素をもっとも多くふくむ血液が流れている血管を何というか。

(答)肺動脈(はいどうみゃく)
→「肺」に向かっている「動脈」(心臓から出る血液の血管)だからね。

 

消化と吸収(中2メイン)

●問89
炭水化物、脂肪、タンパク質などのように、炭素をふくみ、燃やすと二酸化炭素が発生する物質を何というか。

(答)有機物(ゆうきぶつ)
→炭素を含む物質を「有機物」と言います。

●問90
口から始まり、食道、胃、小腸、大腸を通って肛門までつづく1本の長い管を何というか。

(答)消化管(しょうかかん)
→「消化」するための「管」(くだ)ですね。

●問91
だ液や胃液のように、食物の消化に関係する液を何というか。

(答)消化液(しょうかえき)
→「消化」する「液」でそのままですね。

●問92
食物の成分のうち決まった物質だけを分解し、体内に吸収しやすい物質に変えるはたらきをもつものを何というか。

(答)消化酵素(しょうかこうそ)
→消化液に含まれています。

●問93
だ液にふくまれており、デンプンを麦芽糖(ばくがとう)などに分解する消化酵素を何というか。

(答)アミラーゼ
→「糖」は甘い→「アメ」は甘い→「アミラーゼ」と連想してみる。

●問94
ペプシンという消化酵素をふくみ、タンパク質をいちばんはじめに消化する消化液を何というか。

(答)胃液(いえき)
→「ペプシ―」ではありません。。。

●問95
肝臓でつくられ、消化酵素はふくんでいないが、脂肪の消化を助けるはたらきをする消化液を何というか。

(答)胆汁(たんじゅう)
→「たんじる」じゃないよ。読み方に注意だね。

●問96
デンプン、タンパク質、脂肪の消化に関係するすい液をつくる器官を何というか。

(答)すい臓(すいぞう)
→「すい液」だから「すい臓」でつくるね。

●問97
小腸の壁(表面)の消化酵素は、デンプン、タンパク質、脂肪のどの物質の消化に関係するか。

(答)デンプン、タンパク質
→小腸は長いので、脂肪より名称が長めのこの2つと覚えるといいかも。

●問98
デンプンは、消化されて最終的に何という物質になって吸収されるか。

(答)ブドウ糖(ぶどうとう)
→「糖」なので甘いのですね。

●問99
タンパク質は、消化されて最終的に何という物質になって吸収されるか。

(答)アミノ酸(あみのさん)
→「網野さん」ではありません。。。

●問100
すい液のリパーゼという消化酵素のはたらきで脂肪が消化されてできる2種類の物質は何と何か。

(答)脂肪酸(しぼうさん)、モノグリセリド
→「モノ」は「1つ」を意味しますね。

●問101
麦芽糖などの検出に用いられ、麦芽糖などをふくむ溶液とともに熱すると、赤褐色の沈殿が生じる試薬は何か。

(答)ベネジクト液
→「沈殿(ちんでん)」とは、溶けないでにごった状態ですね。

●問102
消化された栄養分が吸収される器官は何か。

(答)小腸(しょうちょう)
→ながーい小腸でじっくり吸収!

●問103
小腸の内側のひだに無数にあり、消化された栄養分を効率よく吸収するはたらきをする小さな突起を何というか。

(答)柔毛(じゅうもう)
→「柔(やわ)」らかい「毛」ですね。

●問104
ブドウ糖とアミノ酸は、柔毛の中の毛細血管とリンパ管のどちらに入るか。

(答)毛細血管(もうさいけっかん)
→網のように張りめぐらされていますね。

●問105
脂肪酸とモノグリセリドは、柔毛に吸収されて再び脂肪となったあと、柔毛の中の毛細血管とリンパ管のどちらに入るか。

(答)リンパ管(りんぱかん)
→少し太めの管です。

●問106
小腸で吸収されたブドウ糖とアミノ酸が、血管を通ってはじめに運ばれる器官は何か。

(答)肝臓(かんぞう)
→栄養たっぷりのものが運ばれて行きますね。

●問107
消化のはたらきはほとんどなく、小腸で吸収されなかった水分を吸収する器官は何か。

(答)大腸(だいちょう)
→小腸の周りにある、小腸よりも短めですね。

 

排出(中2メイン)

●問108
ヒトの体内にできたアンモニアは、からだをつくっている何という物質が分解されてできたものか。

(答)タンパク質
→三大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)の1つですね。

●問109
ヒトの体内にできたアンモニアは、最終的に何という物質に変えられて排出されるか。

(答)尿素(にょうそ)
→尿の中に含まれています。

●問110
ヒトのからだの中で、有害なアンモニアを毒性の弱い物質につくり変える器官は何か。

(答)肝臓(かんぞう)
→アンモニアという毒に立ち向かっている肝臓・・・がんばってますね!

●問111
尿素などの不要な物質を血液中からこしとるはたらきをもつ、ソラマメのような形をした器官を何というか。

(答)じん臓(じんぞう)
→尿素を尿に仕上げますね。

●問112
血液中からこしとられた尿素などの不要な物質が、尿として体外に排出されるまでに一時的にためられる器官を何というか。

(答)ぼうこう
→結構ためられます。でも無理しないように。

●問113
血液中の塩分や水分の量を調節して一定に保つはたらきをする器官を何というか。

(答)じん臓(じんぞう)
→血液の濃度を一定にするってことだね。

 

動物の行動とからだのつくり(中2メイン)

●問114
シマウマやヒツジなど、植物を食物にしている動物を何というか。

(答)草食動物(そうしょくどうぶつ)
→「草」を「食」べるので、そのままですね。

●問115
ライオンやヒョウなど、動物を食物にしている動物を何というか。

(答)肉食動物(にくしょくどうぶつ)
→「肉」を「食」べるので、そのままですね。

●問116
草食動物で大きく発達していて、草をすりつぶすのに適している歯を何というか。

(答)臼歯(きゅうし)
→人間では奥歯のようなものですね。

●問117
肉食動物で大きく発達していて、えものをとらえたり、肉を引きさくのに適している歯を何というか。

(答)犬歯(けんし)
→「犬」の「歯」と書くように、犬にもキバのように発達してますよね。

●問118
広い範囲を見わたせるように、目が横向きについているのは、草食動物と肉食動物のどちらか。

(答)草食動物(そうしょくどうぶつ)
→敵を広範囲から見つけて、自分の身を守るためですね。

●問119
体長に対する消化管の長さの割合が大きいのは、草食動物と肉食動物のどちらか。

(答)草食動物(そうしょくどうぶつ)
→草の方が肉よりも消化しにくく時間がかかるので。

 

運動のしくみ・刺激と反応(中2メイン)

●問120
ヒトのうでなどで、骨と骨がつながった部分を何というか。

(答)関節(かんせつ)
→関節のおかげでうでを曲げられるんですね。

●問121
筋肉の両端部分にあり、骨につながっているじょうぶなつくりを何というか。

(答)けん
→「アキレス腱(けん)」とか言いますよね。

●問122
うでを曲げたとき、うでを曲げる側の筋肉はゆるんでいるか、縮んでいるか。

(答)縮んでいる(ちぢんでいる)
→実際にやってみよう。ぎゅって縮むよね。

●問123
目のように、まわりのようすを刺激として受けとる器官を何というか。

(答)感覚器官(かんかくきかん)
→感覚器官はその他に、耳・鼻・舌・皮膚などもありますね。

●問124
目のつくりで、光の刺激を受けとる細胞があり、像が結ばれるところを何というか。

(答)網膜(もうまく)
→いわゆる目玉の奥側にある膜ですね。

●問125
目のつくりで、明るさによってひとみの大きさを変え、レンズに入る光の量を調節している部分を何というか。

(答)虹彩(こうさい)
→「虹」というくらいなので、明るさ調整ですね。

●問126
耳のつくりで、音の刺激をはじめに受けとる部分を何というか。

(答)鼓膜(こまく)
→破れやすいので気を付けてね。

●問127
耳のつくりで、内部が液体で満たされ、音の振動を刺激として受けとる管を何というか。

(答)うずまき管(うずまきかん)
→音は、「鼓膜」→「耳小骨(じしょうこつ)」→「うずまき菅」→「聴神経」へと伝わります。

●問128
神経系において、脳とせきずいを何というか。

(答)中枢神経(ちゅうすうしんけい)
→ど真ん中の1本の太い神経ですね。

●問129
脳やせきずいから出て細かく枝分かれし、からだのすみずみまでいきわたっている神経を何というか。

(答)末しょう神経(まっしょうしんけい)
→中枢神経の枝の部分ですね。

●問130
感覚器官からの信号を脳やせきずいに伝える神経を何というか。

(答)感覚神経(かんかくしんけい)
感覚器官から伝える神経なので感覚神経

●問131
脳やせきずいからの信号を筋肉へ伝える神経を何というか。

(答)運動神経(うんどうしんけい)
運動する部分への伝達神経なので、運動神経

●問132
刺激に対して、無意識に起こる反応を何というか。

(答)反射(はんしゃ)
→「反射神経が良い」とか言いますよね。

 

動物のなかま分け(中2メイン)

●問133
背骨のある動物を何というか。

(答)セキツイ動物
→「セキズイ」ではないので注意。

●問134
背骨のない動物を何というか。

(答)無セキツイ動物
→「無」をつけただけですね。

●問135
セキツイ動物のうち、水中で生活し、一生えらで呼吸する動物のなかまを何というか。

(答)魚類(ぎょるい)
→人類の祖先ですね。。。

●問136
セキツイ動物のうち、子のときはえらで呼吸し、成長すると肺と皮膚で呼吸する動物のなかまを何というか。

(答)両生類(りょうせいるい)
→魚類からの進化ですね。

●問137
セキツイ動物のうち、からだはかたいこうらやうろこでおおわれていて、殻(から)のある卵を陸上にうむ動物のなかまを何というか。

(答)ハチュウ類(はちゅうるい)
→「ハイチュウ」類ではありません。。。

●問138
セキツイ動物のうち、からだは羽毛でおおわれていて、殻(から)のある卵を陸上にうみ、肺で呼吸する動物のなかまを何というか。

(答)鳥類(ちょうるい)
→飛ばない鳥もいますね。。。

●問139
セキツイ動物のうち、からだはふつう毛でおおわれ、子をうみ、親の乳で子を育てる動物のなかまを何というか。

(答)ホニュウ類
→人間が含まれますね。

●問140
卵をうみ、卵から子がかえるというなかまのふやし方を何というか。

(答)卵生(らんせい)
→「からまれる」ので卵生。

●問141
子が母体内である程度まで育ってからうまれるというなかまのふやし方を何というか。

(答)胎生(たいせい)
→ホニュウ類はこれですね。

●問142
まわりの温度が変わっても体温を一定に保つことができる動物を何というか。

(答)恒温動物(こうおんどうぶつ)
→「恒」は「いつも変わらない」ことを意味しますね。

●問143
まわりの温度が変わるにつれて体温も変化する動物を何というか。

(答)変温動物(へんおんどうぶつ)
→体わるので変温ですね。

●問144
無セキツイ動物のうち、外骨格をもち、からだやあしに節のある動物を何というか。

(答)節足動物(せっそくどうぶつ)
のあるなので節足動物。

●問145
無セキツイ動物のうち、外骨格もない骨格ももたないアサリ、マイマイ、タコ、イカのなかまを何というか。

(答)軟体動物(なんたいどうぶつ)
→「軟」は「柔軟(じゅうなん)」のように「やわらかい」意味。骨がないのでやわらかい体なんですね。

 

生物の歴史(中2メイン)

●問146
現在の形やはたらきは異なるが、もとは同じ器官であったと考えられるものを何というか。

(答)相同器官(そうどうきかん)
→鳥のつばさと人間の手などは相同器官ですね。

●問147
生物が、長い時間をかけて世代を重ねる間にさまざまななかまに分かれて変化することを何というか。

(答)進化(しんか)
→人も日々、進化したいものですねえ。。。

 

細胞の分裂(中3メイン)

●問148
1つの細胞が2つの細胞に分かれることを何というか。

(答)細胞分裂(さいぼうぶんれつ)
細胞分裂するので、そのままですね。

●問149
細胞分裂を観察するとき、タマネギの根のもとの部分と根の先端部分のどちらがよいか。

(答)根の先端部分(ねのせんたんぶぶん)
→こちらのほうが、細胞分裂を盛んにおこなっているので。

●問150
細胞分裂を観察するために、1つ1つの細胞をはなれやすくするための処理に使う液体は何か。

(答)塩酸(えんさん)
→細胞壁をなくす働きがありますので、バラバラになりやすくなります。

●問151
細胞分裂を観察するとき、核を染めるのに用いる染色液は何か。

(答)酢酸(さくさん)カーミン液 (酢酸(さくさん)オルセイン液)
→どちらの液でも染まります。

●問152
細胞分裂がはじまったときに核の中に現れるひものようなものを何というか。

(答)染色体(せんしょくたい)
→人間は染色体が46本ありますね。

●問153
生物のからだが成長するのは、細胞分裂によって細胞の数がふえることと、分かれたあとの細胞がどうなることによるか。

(答)大きくなること
→「増えて」それが「大きくなる」ことで、生物が伸びていくんですね。

●問154
細胞分裂を行う前に、各染色体と同じものがつくられることによって染色体の数が2倍になることを何というか。

(答)複製(ふくせい)
→一時的に染色体が2倍になりますが、また2つに分裂するので、結局もとの数に戻ります。

 

生物のふえ方(中3メイン)

●問155
生物が、自分と同じ種類の子孫をつくるはたらきを何というか。

(答)生殖(せいしょく)
→「殖(ふ)やす」ですね。

●問156
多くの動物や植物のふえ方で、雌と雄がかかわって子孫を残していくことを何というか。

(答)有性生殖(ゆうせいせいしょく)
→「別がる」ので有性ね。

●問157
植物の花粉の中にできる生殖細胞を何というか。

(答)精細胞(せいさいぼう)
→動物では「精子(せいし)」にあたるものですね。

●問158
親のからだの一部が分かれたり、分裂して子孫を残していくふえ方を何というか。

(答)無性生殖(むせいせいしょく)
→「別がい」ので無性ね。

●問159
植物の卵細胞の核と精細胞の核が合体すること、または、動物の卵の核と精子の核が合体することを何というか。

(答)受精(じゅせい)
→「細胞か子をけ取る」ので受精

●問160
1個の受精卵が細胞分裂をくり返して、生物のからだができていく過程を何というか。

(答)発生(はっせい)
→成長の「過程」をこのように呼ぶんだね。

●問161
受精卵が細胞分裂を始めてからからだが完成するまでの間のものを何というか。

(答)胚(はい)
→生物の呼び方のことです。

●問162
卵や精子などの生殖細胞をつくるときに、染色体の数が半分になるような特別な細胞分裂を何というか。

(答)減数分裂(げんすうぶんれつ)
→染色体のるので「減数分裂」ね。

●問163
被子植物で、受粉が行われたあと、花粉から胚珠に向かってのびていくものを何というか。

(答)花粉管(かふんかん)
→この花粉管の中を精細胞が通って、胚珠に向かって行くんですね。

●問164
動物の器官で、卵がつくられるところを何というか。

(答)卵巣(らんそう)
で「卵巣」ですね。

●問165
動物の器官で、精子がつくられるところを何というか。

(答)精巣(せいそう)
子ので「精巣」ですね。

●問166
植物の胚珠の中にできる生殖細胞を何というか。

(答)卵細胞(らんさいぼう)
→動物で言う「卵(らん)」に当たりますね。

●問167
動物の卵巣でつくられる生殖細胞を何というか。

(答)卵(らん)
で作られるのでね。

●問168
動物の精巣でつくられる生殖細胞を何というか。

(答)精子(せいし)
子ので作られるので精子ね。

●問169
子の形質が親とまったく同じになるのは、無性生殖、有性生殖のどちらか。


(答)無性生殖(むせいせいしょく)
→男性・女性が関わり無くふえるので、親とまったく同じ子ができます。

●問170
精細胞の核と卵細胞の核が合体することによってできるものを何というか。

(答)受精卵(じゅせいらん)
→この合体することを「受精」と言い、できるのが「受精卵」

 

遺伝の規則性と遺伝子(中3メイン)

●問171
自家受粉をくり返しても、代々親と同じ形質が現れる系統を何というか。

(答)純系(じゅんけい)
→「自家受粉」とは、その植物(1つ)だけで受粉することだね。

●問172
生物がもつ形や性質の特徴を何というか。

(答)形質(けいしつ)
や性なので「形質」ね。

●問173
親のもつ特徴が子に受けつがれることを何というか。

(答)遺伝(いでん)
→みんな親から遺伝しているのですね。

●問174
核の中の染色体にあり、形質を伝えるもとのなるものを何というか。

(答)遺伝子(いでんし)
遺伝する情報が入っているので「遺伝子」。

●問175「核→染色体→遺伝子」の順に小さくなっていくよ。 
エンドウの種子の形の丸やしわの形質のように、1つの個体にどちらか一方しか現れない形質どうしを何というか。

(答)対立形質(たいりつけいしつ)
→対立している感じですね。

●問176
子に現れない潜性形質(せんせいけいしつ)に対して、子に現れる形質を何というか。

(答)顕性形質(けんせいけいしつ)
→「顕」は「現れる」意味で、「潜」は「かくれる」意味ですね。

●問177
対になっている遺伝子が、減数分裂によって、分かれて1つずつ別々の生殖細胞に入るという法則を何というか。

(答)分離の法則(ぶんりのほうそく)
→2つの遺伝子が1つずつに「分離」するので「分離の法則」。

●問178
ヒトのからだの細胞の染色体の数は46本である。ヒトの卵と精子は、それぞれ何本の染色体をもっているか。

(答)卵(らん)…23本、精子(せいし)…23本
→卵(23本)+精子(23本)=受精卵(46本)だね。

●問179
Aを顕性の遺伝子、aを潜性の遺伝子とする。Aaの個体とAaの個体をかけ合せると、潜性形質の個体はできるか。

(答)できる
→「Aa×Aa=AA, Aa, Aa, aa」となります。数学の分配法則の計算方法ですね。
潜性形質は「aa」のみです。他は顕性形質ですね。 

●問180
遺伝子の本体は何という物質か。

(答)DNA(ディーエヌエー)(デオキシリボ核酸)
→「核→染色体→遺伝子→DNA」の順に小さくなっていくイメージです。 

 

自然界のつり合い(中3メイン)

●問181
ある環境で生きている生物と、生物どうしやその環境との関連性を1つのまとまりとみたものを何というか。

(答)生態系(せいたいけい)
→「生態」とは「生物が自然界に生活しているありさま」ですね。

●問182
生物どうしの「食べる・食べられる」という関係によるつながりを何というか。

(答)食物連鎖(しょくもつれんさ)
→「食物」の「連鎖」ですね。

●問183
光合成で有機物をつくる植物は、生物どうしのつながりにおいて何とよばれているか。

(答)生産者(せいさんしゃ)
→「有機物」とは炭素を含む物質のことで、光合成ではデンプンなどのことだね。

●問184
植物がつくり出した有機物を食べる動物は、生物どうしのつながりにおいて何とよばれているか。

(答)消費者(しょうひしゃ)
→生産者以外は消費者と言えますね。

●問185
「食べる・食べられる」という関係が複雑に入り組み、網目状になっているものを何というか。

(答)食物網(しょくもつもう)
目状(あみめじょう)なので、「食物網」。

●問186
ある地域での生物の数量関係をピラミッドで表したとき、ピラミッドの底面にくるのはどのような生物か。

(答)植物(生産者) (しょくぶつ(せいさんしゃ))
→植物のみが生産者だね。

●問187
Aを生産者とするA→B→Cの食物連鎖において、Bの生物が急に減ると、Aの生物の数量は一時的にどう変化するか。

(答)ふえる
→AはBに食べられていたので、Bが減るとAは食べられにくくなるよね。

●問188
カビやキノコのなかまを何というか。

(答)菌類(きんるい)
→キノコは普通に食べてますよね。

●問189
乳酸菌や大腸菌のなかまを何というか。

(答)細菌類(さいきんるい)
→「かい菌類」ということですね。

●問190
有機物を無機物に分解するはたらきをしている菌類・細菌類などは、生物どうしのつながりにおいて何とよばれているのか。

(答)分解者(ぶんかいしゃ)
→「分解」しているので「分解者」。

●問191
地球上の生物が利用している大気中の酸素は、生物の何というはたらきでつくられているのか。

(答)光合成(こうごうせい)
→二酸化炭素を吸収し、酸素を出しますね。

●問192
生物が、酸素をとり入れて二酸化炭素を放出するはたらきを何というか。

(答)呼吸(こきゅう)
→人間も呼吸してますね。

●問193
菌類や細菌類など、肉眼では見ることができない小さな生物を総称して何というか。

(答)微生物(びせいぶつ)
→「微」は「小さい」意味だね。

 

自然環境と人間(中3メイン)

●問194
サワガニ、アメリカザリガニ、ミズムシ、ヤマトシジミのうち、たいへんきたない水にすむ生物はどれか。

(答)アメリカザリガニ
→泥などが混じったような所にも見かけますね。

●問195
マツの葉の気孔のようすを調べると、交通量の多いところほどよごれが多いが、このよごれは何によるものと考えられるか。

(答)排気ガス(はいきがす)
→車から出る排気ガスですね。

●問196
他の地域からもちこまれて野生化し、その地域で子孫を残すようになった生物を何というか。

(答)外来種(がいらいしゅ)(外来生物)
から生物ですね。

 

高校入試 理科 一問一答 ~化学分野~

身のまわりの物質の性質(中1メイン)

●問1
砂糖やデンプンのように、こげて炭ができたり、燃えて二酸化炭素が発生する物質を何というか。

(答)有機物(ゆうきぶつ)
→ある物質を含むものです。次の問題にて。

●問2
有機物は何という原子をふくんでいるか。

(答)炭素(たんそ)
→炭素を含む物質を有機物と言うんですね。

●問3
食塩や金属のように、炭素をふくんでいない物質を何というか。

(答)無機物(むきぶつ)
→有機物の逆ですね。

●問4
ポリエチレンやポリスチレンのように、石油などを原料にしてつくった有機物を何というか。

(答)プラスチック
→現代では削減されつつありますね。

●問5
電気や熱をよく通し、みがくと光沢が出て、たたくとうすく広がる物質を何というか。

(答)金属(きんぞく)
→鉄を思い浮かべるといいかな。

●問6
金属以外の物質を何というか。

(答)非金属(ひきんぞく)
→「非」は「~ではない」という意味ですね。

●問7
銅、鉄、アルミニウム、亜鉛のうち、磁石につく物質はどれか。

(答)鉄(てつ)
→すべての金属が磁石につくのではないのですね。

●問8
つくられている材料に注目したときの「もの」のことを何というか。

(答)物質(ぶっしつ)
→「何でできているか」に注目です。

●問9
食塩、砂糖、デンプンのうち、水にとけない物質はどれか。

(答)デンプン
→水に溶けないのでにごりますね。

●問10
食塩、砂糖、デンプンのうち、加熱しても変化しない物質はどれか。

(答)食塩(しょくえん)
→砂糖とデンプンは黒くなりますね。

●問11
上皿てんびんや電子てんびんではかることのできる、物質そのものの量を何というか。

(答)質量(しつりょう)
→質量は地球でも月でも同じ値となりますね。

●問12
物質の質量[g]÷物質の体積[㎤]の式で求められるものを、物質の何というか。

(答)密度(みつど)
→1㎤が何gかってことだね。

●問13
密度が水より小さい物質は、水に浮くか、沈むか。

(答)浮く(うく)
→密度が小さいってことは、軽いってことだね。だから浮くね。

●問14
同じ質量で、体積が大きい物質ほど密度はどうなっているか。

(答)小さくなっている。
→「密度」
は「こみぐあい」のことだからね。

 

実験器具の基礎操作(中1メイン)

●問15
ガスバーナーにある2つのねじのうち、上のほうにあるねじを何というか。

(答)空気調節ねじ(くうきちょうせつねじ)
→上:空気調節ねじ、下:ガス調節ねじ 「ガスが下」です。

●問16
ガスバーナーに火をつけるとき、ガス調節ねじを開くのと、マッチに火をつけるのとでは、どちらが先か。

(答)マッチに火をつける。
→火がちゃんとついたのを確認してからですね。。。

●問17
ガスバーナーの炎が赤いのは、ガスの量、空気の量のどちらが不足しているからか。

(答)空気の量(くうきのりょう)
→空気を多くして青い炎にするんだね。

●問18
ガスバーナーの火を消すときは、元栓、ガス調節ねじ、空気調節ねじをどのような順に閉めるか。

(答)空気調節ねじ、ガス調節ねじ、元栓(もとせん)
→ガスバーナーをつけるときの逆の順ですね。

●問19
メスシリンダーの目盛りを読むとき、1目盛りの何分のいくつまでを目分量で読み取るか。

(答)10分の1(じゅうぶんのいち)
→がんばって目で見る!

 

気体の性質(中1メイン)

●問20
二酸化マンガンにうすい過酸化水素水(オキシドール)を加えると発生する気体は何か。

(答)酸素(さんそ)
→ゴロ合わせ「山荘(さんそ)で兄さんマンガ(二酸化マンガン)折る(オキシドール)」

●問21
石灰石や貝がらにうすい塩酸を加えると発生する気体は何か。

(答)二酸化炭素(にさんかたんそ)
→ゴロ合わせ「兄さん短足(二酸化炭素)、ええ(塩酸)おせっかい(石灰石)」

●問22
亜鉛や鉄などの金属にうすい塩酸やうすい硫酸などを加えると発生する気体は何か。

(答)水素(すいそ)
→ゴロ合わせ「水そう(水素)に、(金属)さん(酸性物質)」

●問23
塩化アンモニウムと水酸化カルシウムを混ぜたものを熱すると発生する気体は何か。

(答)アンモニア
→ゴロ合わせ「あんまりや(アンモニア)、スイカ(水酸化カルシウム)塩合う(塩化アンモニウム)!」

●問24
水にとけにくい気体を水と置きかえて集める方法を何というか。

(答)水上置換法(すいじょうちかんほう)
→純粋な物質を集めやすいので、できるだけこの方法を使います。水に溶けてしまうと集まらないので、溶けにくい物質のみ集めれます。

●問25
水にとけやすく、空気より軽い(空気より密度が小さい)気体を集める方法を何というか。

(答)上方置換法(じょうほうちかんほう)
→空気より軽いので上に上がっていきますね。

●問26
水にとけやすく、空気より重い(空気より密度が大きい)気体を集める方法を何というか。

(答)下方置換法(かほうちかんほう)
→空気より重いので下に降りていきますね。

●問27
酸素、水素、二酸化炭素、アンモニア、窒素の中で、鼻をさすような強いにおいをもつ気体はどれか。

(答)アンモニア
→くさいです。。。

●問28
酸素、水素、二酸化炭素、アンモニア、窒素の中で、物質を燃やすはたらきがある気体はどれか。

(答)酸素(さんそ)
→酸素がないと物は燃えません。

●問29
酸素、水素、二酸化炭素、アンモニア、窒素の中で、もっとも軽い(もっとも密度が小さい)気体はどれか。

(答)水素(すいそ)
→1番軽い気体です。

●問30
酸素、水素、二酸化炭素、アンモニア、窒素の中で、もっとも水にとけやすい気体はどれか。

(答)アンモニア
→かなり溶けやすいです。

●問31
二酸化炭素が水にとけてできた水溶液を何というか。また、この水溶液が示す性質は、酸性、アルカリ性、中性のどれか。

(答)炭酸水(たんさんすい)、酸性(さんせい)
→「~酸」と言う名前のものは酸性ですね。

●問32
アンモニア水にフェノールフタレイン溶液を加えると何色になるか。

(答)赤色(あかいろ)
→フェノールフタレイン溶液はアルカリ性のものには赤色になりますね。

●問33
空気中に約78%ふくまれている気体と約21%ふくまれている気体はそれぞれ何か。

(答)約78%…窒素(ちっそ)、約21%…酸素(さんそ)
→窒素が8割、酸素が2割ですね。

●問34
黄緑色をした刺激臭のある有毒な気体で、水にとけやすく、殺菌作用や漂白作用がある気体は何か。

(答)塩素(えんそ)
→プールの消毒剤に使用されていますね。

●問35
無色で刺激臭のある有毒な気体で、ひじょうに水にとけやすく、この気体が水にとけたものが塩酸である。この気体は何か。

(答)塩化水素(えんかすいそ)
→「塩酸」とは「塩化水素」を水に溶かしたものなんですね。

●問36
無色で刺激臭のある有毒な気体で、水にとけやすく、硫酸の原料や、酸性雨の原因となる物質の1つである気体は何か。

(答)二酸化硫黄(にさんかいおう)
→酸性の物質ですね。

●問37
無色で温泉のような特有のにおい(腐卵臭)のする有毒な気体で、硫化鉄に塩酸を加えたときに発生する気体は何か。

(答)硫化水素(りゅうかすいそ)
→「腐卵臭(ふらんしゅう)」とは卵がくさったようなにおいです。きついですね。

 

物質の状態変化(中1メイン)

●問38
物質が温度によって固体⇔液体⇔気体と変化することを何というか。

(答)状態変化(じょうたいへんか)
状態変化するので「状態変化」。

●問39
ドライアイスを部屋に放置したとき、どのような状態変化をするか。

(答)固体→気体(こたい→きたい)
→ドライアイスは二酸化炭素の固体の状態です。液体を飛び越えて一気に気体になるね。

●問40
物質が状態変化するとき、変化するのは体積と質量のどちらか。

(答)体積(たいせき)
→大きさのみが変わるんだね。

●問41
いっぱんに、固体→液体→気体と変化するとき、体積はどう変化するか。

(答)大きくなる。
→質量は変わりませんね。

●問42
水が固体→液体と変化するとき、体積はどう変化するか。

(答)小さくなる。
→他の物質は大きくなるけど、水だけは小さくなるんですよね。

●問43
固体→液体の変化と液体→気体の変化のうち、いっぱんに体積の変化が大きいのはどちらか。

(答)液体→気体(えきたい→きたい)
→こっちの方がかなり大きくなりますね。

●問44
物質の粒子が規則正しく並び、ほとんどその場にとどまっている状態を何というか。

(答)固体(こたい)
→ガチっと固まった状態ですね。

●問45
物質の粒子が空間を自由に飛び回っている状態を何というか。

(答)気体(きたい)
→飛び回っているので、体積が大きいのですね。

●問46
ロウがとけたもののように、物質の粒子の運動が活発になって、粒子が動きまわる状態を何というか。

(答)液体(えきたい)
→気体ほどではないですが、動き回れますね。

●問47
固体がとけて液体になるときの温度を何というか。

(答)融点(ゆうてん)
→「融」は「溶ける」意味ですね。

●問48
液体が沸騰して気体になるときの温度を何というか。

(答)沸点(ふってん)
→「沸」は「沸騰」の意味ですね。

●問49
純粋な物質では、固体→液体の変化や液体→気体の変化をしている間、温度はどうなっているか。

(答)変わらない(一定のまま)
→変化中は、その変化に熱を使用するので、物質の温度は変わりませんね。

●問50
水の融点と沸点はそれぞれ何℃か。

(答)融点(ゆうてん)…0℃、沸点(ふってん)…100℃
→つまり、「氷→水」は0℃、「水→水蒸気」は100℃で変わります。

●問51
融点と沸点の間の温度では、物質は何という状態にあるか。

(答)液体(えきたい)
→ 個体→液体になるときの温度が融点、液体→気体になるときの温度が沸点。

●問52
液体が、沸点より低い温度で気体に変化する現象を何というか。

(答)蒸発(じょうはつ)
→以外に知られていませんよね。。。

●問53
1種類の物質のみからできている物質を何というか。

(答)純粋な物質(じゅんすいなぶっしつ)(純物質(じゅんぶっしつ))
→そのままです。

●問54
いくつかの物質が混ざり合ったものを何というか。

(答)混合物(こんごうぶつ)
ざりっている物質なので「混合物」。

●問55
液体を沸騰させ、出てきた気体を冷やして再び液体として集める方法を何というか。

(答)蒸留(じょうりゅう)
→純粋な物質を集められますね。

●問56
蒸留は2つの液体の何のちがいを利用して物質を分離する方法か。

(答)沸点(ふってん)
→例えば、エタノール(沸点78度)と水(沸点100度)を分離するなどですね。

 

水溶液の性質(中1メイン)

●問57
砂糖水の砂糖のように、溶液にとけている物質を何というか。

(答)溶質(ようしつ)
液にとけている物なので「溶質」。

●問58
砂糖水の水のように、溶質(砂糖)をとかしている液体を何というか。

(答)溶媒(ようばい)
→「媒」の字もがんばって漢字で書こう。

●問59
溶質が溶媒にとけた液全体を何というか。

(答)溶液(ようえき)
→「溶液=溶質+溶媒」ですね。

●問60
溶媒が水の溶液を特に何というか。

(答)水溶液(すいようえき)
溶液なので「水溶液

●問61
液体と固体をろ紙を用いて分離する方法を何というか。

(答)ろ過(ろか)
→液体はろ紙を通過し、個体はろ紙を通過せず、紙の上に残りますね。

●問62
物質が水に限度までとけている状態の水溶液を何というか。

(答)飽和水溶液(ほうわすいようえき)
→「飽和」=「最大限まで満たされた状態」ということですね。

●問63
一定量(ふつう100g)の水にとける物質の限度の量を何というか。

(答)溶解度(ようかいど)
→「溶解」=「溶けること」です。

●問64
水溶液の温度を下げたり、水溶液の水を蒸発させて出てきた、いくつかの平面で囲まれた規則正しい形をした固体を何というか。

(答)結晶(けっしょう)
→サイコロの形などもありますね。

●問65
いったん水にとかした固体の物質を、再び結晶としてとり出すことを何というか。

(答)再結晶(さいけっしょう)
結晶として取り出すので、「再結晶」。

●問66
溶質の質量[g]÷溶液の質量[g]×100の式で表されるものを何というか。

(答)質量パーセント濃度(しつりょうぱーせんとのうど)
→「全体の中に、どれだけ溶けているものが入っているのか」ということですね。

 

分解(中2メイン)

●問67
炭酸水素ナトリウムを加熱したとき、発生する液体と気体は何か。

(答)水、二酸化炭素(みず、にさんかたんそ)
→「素ナトリウム」なので、炭:二酸化炭素、水:水、と覚えればいいね。

●問68
炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムで、水によくとけ、水溶液が強いアルカリ性を示すのはどちらか。

(答)炭酸ナトリウム(たんさんなとりうむ)
→「炭酸水素ナトリウム」は弱いアルカリ性ですね。

●問69
青色の塩化コバルト紙に水をつけると何色になるか。

(答)赤(桃)色(あか(もも)いろ)
→「塩化コバルト紙」は水がつくと、赤くなりますね。

●問70
1種類の物質が2種類以上の物質に分かれる変化を何というか。

(答)分解(ぶんかい)
→そのままの言葉です。

●問71
分解のように、もとの物質とは別の物質ができる変化を何というか。

(答)化学変化(化学反応)(かがくへんか(かがくはんのう))
→こちらもそのままの言葉です。

●問72
酸化銀を加熱したとき、発生する気体とあとに残る固体は何か。

(答)酸素、銀(さんそ、ぎん)
→酸化銀の分解です。

●問73
酸化銀を加熱すると、何色から何色に変化するか。

(答)黒色から白(灰)色
→酸化するとだいたい黒色ですね。銀は白です。

●問74
電流を流して物質を分解することを何というか。

(答)電気分解(でんきぶんかい)
電気分解です。

●問75
水の電気分解で、水に少量とかす物質は何か。

(答)水酸化ナトリウム(すいさんかなとりうむ)
→水そのものは電気を通しにくいので、電気を通しやすくするのですね。

●問76
水の電気分解で、陽極と陰極に発生する気体はそれぞれ何か。

(答)陽極…酸素、陰極…水素(ようきょく…さんそ、いんきょく…すいそ)
→水素は酸素の2倍発生しますね。

 

物質の成り立ち(中2メイン)

●問77
化学変化によってはそれ以上分割できない、物質をつくる最小の粒子を何というか。

(答)原子(げんし)
→すべてはこれでできていますね。

●問78
ロシアのメンデレーエフが、性質の似たものが周期的に現れることをもとにつくった表を何というか。

(答)周期表(しゅうきひょう)
周期的に似たものが現われるなので「周期表」。

●問79
物質の性質を表すいちばん小さい粒子で、いくつかの原子がむすびついてできているものを何というか。

(答)分子(ぶんし)
→分子になって初めてその物質の性質が現われますね。

●問80
酸素分子は、何という原子が何個結びついてできているか。

(答)酸素原子が2個(さんそげんしがにこ)
→酸素は2個結びつくんですね。

●問81
水分子は、何という原子が何個結びついてできているか。

(答)酸素原子が1個、水素原子が2個(さんそげんしが1こ、すいそげんしが2こ

→水はH₂Oですね。

●問82
H₂Oのように、物質を原子の記号と数字で表したものを何というか。

(答)化学式(かがくしき)
→そのままです。

●問83
酸素、銀、二酸化炭素、塩化ナトリウムのうち、分子をつくらないものはどれか。

(答)銀、塩化ナトリウム(ぎん、えんかなとりうむ)
→金属や塩化ナトリウムは分子を作らず、原子がきれいに並んでいるんですね。

●問84
1種類の原子だけでできている物質を何というか。

(答)単体(たんたい)
→「単」は1つの意味ですね。

●問85
もっとも質量が小さい原子は何か。

(答)水素原子(すいそげんし)
→世界中で一番軽い原子ってことですね。

●問86
原子の大きさは、原子の種類によって決まっているか、決まっていないか。

(答)決まっている。
→1つの原子に1つの大きさ。

●問87
原子の質量は、原子の種類に関係なくすべて同じか、異なるか。

(答)異なる(ことなる)
→原子が違えば質量も違いますね。

●問88
2種類以上の原子でできている物質を何というか。

(答)化合物(かごうぶつ)
化合している質なので「化合物

●問89
単体や化合物は、混合物に対して何といわれるか。

(答)純粋な物質(じゅんすいなぶっしつ、純物質(じゅんぶっしつ))
→混合物は化学式で書けないものですね。。。

●問90
酸素、砂糖水、空気、水、石油、銅、ロウ、塩化ナトリウムのうち、純粋な物質はどれか。

(答)酸素、水、銅、塩化ナトリウム(さんそ、みず、どう、えんかなとりうむ)
→混合物はいろんな物質が混じってるものです。

●問91
化学変化のようすを化学式を用いて表した式を何というか。

(答)化学反応式(かがくはんのうしき)
化学反応を起こすときのですね。

 

物質どうしの化学変化(中2メイン)

●問92
銅をガスバーナーで加熱すると、黒色の物質ができる。これは何か。

(答)酸化銅(さんかどう)
→加熱するってことは燃えるってこと。燃えるときに酸素が結びつくんだね。

●問93
木炭(炭素)が完全燃焼したとき、酸素と結びついてできる物質は何か。

(答)二酸化炭素(にさんかたんそ)
→炭素原子1個に酸素原子2個が結びつくね。

●問94
マグネシウムと酸素が結びついてできる白色の物質は何か。

(答)酸化マグネシウム(さんかまぐねしうむ)
→ほとんどの物質は酸化すると黒色になるけど、こちらは白!

●問95
スチールウール(鉄)が酸素と結びついてできる黒色の物質は何か。

(答)酸化鉄(さんかてつ)
→酸素と結びつくと、「酸化~」と言う名前になりやすい。

●問96
スチールウールを加熱してできた物質の質量は、もとのスチールウールの質量と比べてどうなっているか。

(答)大きくなっている。
→結びついた酸素の分だけ重くなるよね。

●問97
水素が酸素と結びついてできる物質は何か。

(答)
→ 2H₂+O₂→2H₂O ですね。

●問98
2種類以上の物質が結びついて別の新しい物質ができる化学変化を何というか。

(答)化合(かごう)
→「学物質がわせられる」のですね。

●問99
化合によってできた物質を何というか。

(答)化合物(かごうぶつ)
→「化合によってできた質」なので「化合物」。

●問100
物質が酸素と結びつく化学変化を何というか。

(答)酸化(さんか)
→「素と結びつく学変化」なので「酸化

●問101
物質が酸素と結びついてできた物質を何というか。

(答)酸化物(さんかぶつ)
→「酸化してできる質」なので「酸化物

●問102
木炭やマグネシウムが酸素と結びつくような変化では、激しく熱や光を出すが、このような化学変化を何というか。

(答)燃焼(ねんしょう)
→燃焼(燃えること)は酸化の一つなのですね。

●問103
有機物を燃やすと、二酸化炭素が発生することから、有機物は何という原子をふくんでいることがわかるか。

(答)炭素(たんそ)
→何かを燃焼(O₂がつく)すると二酸化炭素(CO₂)が出るってことは、その何かは炭素(C)だ。

●問104
鉄粉と硫黄の粉末を混ぜ合わせ、加熱したときにできる黒色の物質は何か。

(答)硫化鉄(りゅうかてつ)
→硫黄と合わさると「硫化~」。

●問105
鉄と硫黄の混合物と硫化鉄で、磁石に引きつけられるのはどちらか。

(答)鉄と硫黄(いおう)の混合物
→「鉄と硫黄の混合物」はまだ鉄が残っているので磁石に引きつけられるね。

●問106
鉄と硫黄の混合物と硫化鉄で、塩酸を加えるとにおいのある気体が発生するのはどちらか。

(答)硫化鉄(りゅうかてつ)
→卵のくさったようなにおいがします。。。

●問107
銅と硫黄が化合してできる物質は何か。

(答)硫化銅(りゅうかどう)
→これも「硫化~」ですね。

●問108
鉄が空気中でゆっくり酸化されてできるものを何というか。

(答)さび
→自転車とかさびますよね。。。

●問109
硫化鉄に塩酸を加えたときに発生する気体は何か。

(答)硫化水素(りゅうかすいそ)
→卵のくさったようなにおいがします。。。

 

化学反応式(中2メイン)

●問110
炭酸水素ナトリウムを加熱すると炭酸ナトリウムと水と二酸化炭素に分解する。この化学変化は化学反応式でどう表されるか。

(答)2NaHCO₃→Na₂CO₃+CO₂+H₂O
→化学式はそれぞれ、後ろから読むと良いです。「CO₃」炭酸、「H」水素、「Na」ナトリウム。

●問111
酸化銀を加熱すると銀と酸素に分解する。この化学変化は化学反応式でどう表されるか。

(答)2Ag₂O→4Ag+O₂
→「Ag」は銀、「O」は酸素ですね。酸素は2つ一緒になって存在します。

●問112
水を電気分解すると水素と酸素に分解する。この化学変化は化学反応式でどう表されるか。

(答)2H₂O→2H₂+O₂
→「H₂O」は水、「H」は水素ですね。水素は2つ一緒になって存在します。

●問113
銅を空気中で加熱すると酸化銅ができる。この化学変化は化学反応式でどう表されるか。

(答)2Cu+O₂→2CuO
→「Cu」は銅。加熱すると、空気中の酸素(O₂)と結びつきますね。

●問114
マグネシウムを空気中で加熱すると酸化マグネシウムができる。この化学変化は化学反応式でどう表されるか。

(答)2Mg+O₂→2MgO
→「Mg」はマグネシウム。矢印(→)の左と右での原子の数をそろえてね。

●問115
炭素と酸素が化合すると二酸化炭素ができる。この化学変化は化学反応式でどう表されるか。

(答)C+O₂→CO₂
→「C」は炭素。炭素原子は分子にならないので「C₂」にならないよ。

●問116
メタン(CH₄)を燃焼させると二酸化炭素と水ができる。この化学変化は化学反応式でどう表されるか。

(答)CH₄+2O₂→CO₂+2H₂O
→「燃焼」も「加熱」のときと同じように、空気中の酸素(O₂)と結びつきますね。

●問117
鉄と硫黄が反応すると硫化鉄ができる。この化学変化は化学反応式でどう表されるか。

(答)Fe+S→FeS
→「Fe」は鉄、「S」は硫黄。そのまま合体ですね。

●問118
銅と硫黄が反応すると硫化銅ができる。この化学変化は化学反応式でどう表されるか。

(答)Cu+S→CuS
→「硫黄」と合体するので、「硫化~」と名前がつくんだね。

●問119
酸化物が酸素をうばわれる化学変化を何というか。

(答)還元(かんげん)
→「酸化」の反対が「還元」だね。「酸化」は酸素と結びつくこと。

●問120
酸化銅と炭素を混ぜて加熱すると、酸化銅が還元されて炭素が酸化される。この化学変化は化学反応式でどう表されるか。

(答)2CuO+C→2Cu+CO₂
→「酸化銅」は「銅」に、「炭素」は「二酸化炭素」になるね。

●問121
現在、鉄の精錬で行われている赤鉄鉱や磁鉄鉱からの鉄のとり出し方には、何という化学変化が利用されているか。
(答)還元(かんげん)
→酸化された鉄から酸素を取り除くのですね。

 

化学変化の規則性(中2メイン)

●問122
密閉容器内で塩酸に炭酸水素ナトリウムを加えたとき、反応後の全体の質量は反応前と比べてどうなっているか。

(答)変わらない(同じ)。
→密閉容器なので何も出入りしないからね。

●問123
化学変化の前後で物質全体の質量が変わらないという法則を何というか。

(答)質量保存の法則(しつりょうほぞんのほうそく)
→質量が保存されるってことですね。

●問124
ふたのない容器中で石灰石とうすい塩酸を混ぜ合わせたとき、反応後の質量は反応前の全体の質量と比べてどう変化するか。

(答)小さくなる。
→ふたのない容器だからね。

●問125
ふたのない容器中で石灰石とうすい塩酸を混ぜ合わせたとき、反応後の質量は反応前の全体の質量と比べて変化するのはなぜか。

(答)二酸化炭素が空気中へ出ていったから。
→「石灰石」と「うすい塩酸」で「二酸化炭素」が発生するよね。

●問126
横軸に銅の質量、縦軸に銅と化合した酸素の質量をとってグラフにすると原点を通る直線になる。このような関係を何というか。

(答)比例(の関係)
→数学で習ったかな。「一方が2倍、3倍…になると、もう一方も2倍、3倍…になる」ですね。

●問127
横軸に金属の質量、縦軸にその金属と酸素の化合物の質量をとってグラフにすると、どのようなグラフになるか。

(答)原点を通る直線(比例のグラフ)
→こちらも比例の関係です。

 

化学変化と熱の出入り(中2メイン)

●問128
熱エネルギーの発生をともなう化学変化を何というか。
(答)発熱反応(はつねつはんのう)
→「生する反応」なので「発熱反応」。

●問129
熱エネルギーの吸収をともなう化学変化を何というか。

(答)吸熱反応(きゅうねつはんのう)
→「収する反応」なので「吸熱反応」。

●問130
いっぱんに、化学変化によって出入りする熱を何というか。

(答)反応熱(はんのうねつ)
→化学反応するときのなので「反応熱

●問131
塩化アンモニウムと水酸化バリウムの混合物に水を加え、しばらくしてから温度をはかったとき、どのように変化しているか。

(答)下がっている。
→アンモニアが発生しますね。

 

水溶液とイオン(中3メイン)

●問132
水にとかしたとき、その水溶液に電流が流れる物質を何というか。

(答)電解質(でんかいしつ)
→「水にとかしたとき」というのがポイントですね。

●問133
水にとかしたとき、その水溶液に電流が流れない物質を何というか。

(答)非電解質(ひでんかいしつ)
→「電解質」に「非」(~でない)をつけたのですね。

●問134
塩酸の電気分解で、陰極と陽極に発生する気体はそれぞれ何か。

(答)陰極(いんきょく)…水素、陽極(ようきょく)…塩素
→塩酸は「HCl」なので、水素H₂、塩素Cl₂ に分解されますね。

●問135
塩酸の電気分解は、化学反応式でどう表されるか。

(答)2HCl→H₂+Cl₂
→矢印の左側と右側の原子の数が等しくなるようにね。

●問136
塩化銅水溶液を電気分解したとき、陰極に付着する物質は何か。

(答)銅(どう)
→「付着」とは「くっつく」ってことですね。

●問137
塩化銅水溶液を電気分解したとき、陽極で発生する気体は何か。

(答)塩素(えんそ)
→塩素といえば陽極で発生ですね。

●問138
塩化銅水溶液の電気分解は、化学反応式でどう表されるか。

(答)CuCl₂→Cu+Cl₂
→塩化銅水溶液は青色の透明な水溶液ですね。

●問139
原子の中心となっていて、+の電気を帯びたものを何というか。

(答)原子核(げんしかく)
原子なので「原子核

●問140
原子核のまわりを回っている-の電気を帯びたものを何というか。

(答)電子(でんし)
→これが電流の正体ですね。

●問141
原子核の中にある+の電気を帯びたものを何というか。

(答)陽子(ようし)
→「陽」は「+」っぽいですよね。

●問142
原子核の中にある電気を帯びていないものを何というか。

(答)中性子(ちゅうせいし)
→電気的に「中性」なのですね。

●問143
原子の種類は、原子核中の何の数によって決まるか。

(答)陽子(ようし)
→「陽子」は「ようこ」ではありません。。。

●問144
原子は全体として電気を帯びているか、帯びていないか。

(答)帯びていない。
→原子核は+の電気ですが、その周りを-の電気の電子があるので、+-打ち消し合います。

●問145
原子や原子の集まりが電子を受けとったり失ったりしてできた、電気を帯びた粒子を何というか。

(答)イオン
→スーパーではありません。。。

●問146
ナトリウム原子には陽子が11個ある。ナトリウム原子に電子は何個あるか。

(答)11個
→もともと、陽子と同じ数だけ電子があります。

●問147
電解質が水にとけて陽イオンと陰イオンに分かれることを何というか。

(答)電離(でんり)
解質がれるので「電離」だね。

●問148
原子や原子の集まりが電子を放出して電気を帯びたものを何というか。

(答)陽イオン(よういおん)
→電子(-)がなくなるので、陽子(+)の勢力が強くなるので。

●問149
原子や原子の集まりが電子を受けとって電気を帯びたものを何というか。

(答)陰イオン(いんいおん)
→電子(-)が増えるので、(-)の勢力が強くなるので。

●問150
カルシウム原子が電子を2個失ってできるイオンは、イオンの化学式でどう表されるか。

(答)Ca²⁺
電子(-)が2個なくなるので、(+)の勢力が2個強くなるってこと。

●問151
塩素原子が電子を1個受けとってできるイオンは、イオンの化学式でどう表されるか。

(答)Cl⁻
→電子(-)が1個増えるので、(-)の勢力が1個強くなるってこと。

●問152
塩化水素の電離は、イオンの化学式でどう表されるか。

(答)HCl→H⁺+Cl⁻
→塩化水素を水に溶かすと「塩酸」と呼ばれます。

●問153
塩化銅の電離は、イオンの化学式でどう表されるか。

(答)CuCl₂→Cu²⁺+2Cl⁻
→矢印の右側では、(+)が2個、(-)が2個 で電気的に中性となってますね。

 

化学変化とエネルギー(中3メイン)

●問154
電解質の水溶液の中に2種類の金属を入れて電気エネルギーをとり出すしくみを何というか。

(答)(化学)電池((かがく)でんち)
→たいそうな言い方ですが、いわゆる電池ですね。

●問155
うすい塩酸に銅板と亜鉛板を入れた電池において、-極になるのは銅板と亜鉛板のどちらか。

(答)亜鉛板(あえんばん)
→使う2種類の金属によって、どちらが-極になるか決まりますね。

●問156
うすい塩酸に銅板と亜鉛板を入れた電池において、銅板で気体が発生するときの変化は、電子を⊝とするとどう表されるか。

(答)2H⁺+⊝⊝→H₂
→水素イオンが電子を1個受け取って水素原子となり、それが2個集まって水素分子になるね。

●問157
水の電気分解とは逆の化学変化を利用する電池を何というか。

(答)燃料電池(ねんりょうでんち)
→つまり、水素と酸素を合わせて水ができる反応から電気を得るってことですね。

 

酸・アルカリとイオン(中3メイン)

●問158
水にとけたとき、その水溶液が酸性を示す物質を何というか。

(答)酸(さん)
→「酸(さん)」のグループってことですね。

●問159
水にとけたとき、その水溶液がアルカリ性を示す物質を何というか。

(答)アルカリ
→「アルカリ」のグループってことですね。

●問160
青色リトマス紙を赤色に変える水溶液の性質を何というか。

(答)酸性(さんせい)
→酸性はすっぱいものが多いので、「すっぱい→梅干し→赤い」 で覚えよう。

●問161
赤色リトマス紙を青色に変える水溶液の性質を何というか。

(答)アルカリ性
→酸性の反対ですね。

●問162
酸性の水溶液に緑色のBTB溶液を加えると、何色になるか。

(答)黄色
→「すっぱい(酸性)レモンの黄色」と覚えよう。

●問163
アルカリ性の水溶液に緑色のBTB溶液を加えると、何色になるか。

(答)青色
→根性で覚えよう。

●問164
リトマス紙やBTB溶液のように、色の変化によって水溶液の性質を調べられるものを何というか。

(答)指示薬(しじやく)
→何性かを指示してくれるのですね。

●問165
フェノールフタレイン溶液を加えると赤色になる水溶液は何性の性質をもつか。

(答)アルカリ性
→アルカリ性のみに反応して赤色になりますね。

●問166
マグネシウムリボンを入れたとき、マグネシウムがとけて水素が発生するのは、酸性、アルカリ性のどちらの水溶液か。

(答)酸性の水溶液(さんせいのすいようえき)
→金属+酸性で水素発生ですね。すべての金属ではありませんが。。。

●問167
酸性の水溶液とアルカリ性の水溶液は、どちらも電解質の水溶液か、非電解質の水溶液か。

(答)電解質の水溶液(でんかいしつのすいようえき)
→どちらも水溶液にすると電離しますね。

●問168
酸性もアルカリ性も示さない水溶液の性質は何性か。

(答)中性(ちゅうせい)
→中間の性質ですね。

●問169
食塩水、うすい塩酸、石灰水、炭酸水、アンモニア水のうち、酸性の水溶液はどれか。

(答)うすい塩酸、炭酸水(うすいえんさん、たんさんすい)
→「~酸」となっているものは酸性ですね。

●問170
レモンの汁、エタノール、石灰水、食酢のうち、アルカリ性の水溶液はどれか。

(答)石灰水(せっかいすい)
→これは二酸化炭素を白くにごらせるものでしたね。

●問171
酸性の水溶液に共通してふくまれるイオンの名称とイオンの化学式をそれぞれ答えなさい。

(答)水素イオン、H⁺
→これが含まれていれば酸性ですね。

●問172
アルカリ性の水溶液に共通してふくまれるイオンの名称とイオンの化学式をそれぞれ答えなさい。

(答)水酸化物イオン(すいさんかぶついおん)、OH⁻
→これが含まれていればアルカリ性ですね。

●問173
酸性やアルカリ性の強さの度合いを数値で表したものを何というか。

(答)pH(ピーエイチ)
→0~14までの数値で表されますね。

●問174
酸性を示す水溶液のpHの値は、中性のときと比べてどうなっているか。

(答)小さくなっている。
→7が中性で、7未満は酸性、7を越えるとアルカリ性ですね。

●問175
酸性の水溶液とアルカリ性の水溶液を混ぜ合わせたときに、それぞれの性質をたがいに打ち消し合う反応を何というか。

(答)中和(ちゅうわ)
→中性に近づきますね。

●問176
BTB溶液を入れた塩酸に水酸化ナトリウム水溶液を加えていった。この水溶液が中性になったとき、何色になるか。

(答)緑色(みどりいろ)
→BTB溶液・・・酸性は黄色、中性は緑色、アルカリ性は青色 ですね。

●問177
中和を表す式を、イオンの化学式、化学式を用いて表すとどうなるか。

(答)H⁺+OH⁻→H₂O
→中和・・・酸性の水溶液に含まれるH⁺とアルカリ性の水溶液に含まれるOH⁻を混ぜ合わせることですね。

●問178
中和は発熱反応か、吸熱反応か。

(答)発熱反応(はつねつはんのう)
→熱を発して熱くなりますね。

●問179
酸性の水溶液中の陰イオンとアルカリ性の水溶液中の陽イオンが結びついてできた物質を何というか。

(答)塩(えん)
→「塩(えん)」であって、「しお」とは読まないので注意。「塩(えん)」というグループ名だね。

●問180
塩酸と水酸化ナトリウム水溶液を混ぜたときにできる塩(えん)は何か。

(答)塩化ナトリウム(食塩)(えんかなとりうむ(しょくえん))
→ Na⁺(ナトリウムイオン)+Cl⁻(塩化物イオン)→NaCl(塩化ナトリウム)です。

●問181
硫酸と水酸化バリウム水溶液を混ぜたときにできる白い固体の塩(えん)は何か。

(答)硫酸バリウム(りゅうさんばりうむ)
→ SO₄²⁻(硫酸イオン)+Ba²⁺(バリウムイオン)→BaSO₄(硫酸バリウム)です。

●問182
炭酸水と水酸化カルシウム水溶液を混ぜたときにできる塩(えん)は何か。

(答)炭酸カルシウム(たんさんかるしうむ)
→ CO₃²⁻(炭酸イオン)+Ca²⁺(カルシウムイオン)→CaCO₃(炭酸カルシウム)です。

 

高校入試 理科 一問一答 ~物理分野~

●問1
自ら光を出している物体を何というか。

(答)光源(こうげん)
(みなもと)で「光源」ですね。

●問2
光が、空気や水、ガラスなどの中をまっすぐ進むことを何というか。

(答)(光の)直進((ひかりの)ちょくしん)
→光はまっすぐに進むのですね。

●問3
光が物体に当たってはね返ることを何というか。

(答)(光の)反射((ひかりの)はんしゃ)
→自転車に「反射板」が付いてますよね。

●問4
光の反射で、入射角(にゅうしゃかく)と反射角(はんしゃかく)の関係は、=、<、>の記号を用いると、どのように表されるか。

(答)入射角(にゅうしゃかく)=反射角(はんしゃかく)
→入ってきた光の角度と反射して出ていく光の角度が同じってことですね。

●問5
鏡などに物体がうつって見えているとき、うつっているものをその物体の何というか。

(答)像(ぞう)
→動物のゾウ(象)ではありません。。。

●問6
光が凸凹面(おうとつめん)に当たっていろいろな方向に反射することを何というか。

(答)乱反射(らんはんしゃ)
れて反射ですね。

●問7
光が種類の異なる物質へ進むとき、物質の境界面で進む方向が変わる現象を何というか。

(答)(光の)屈折(ひかりのくっせつ)
→折れ曲がるのですね。

●問8
光が空気中から水中やガラス中に進むとき、入射角と屈折角(くっせつかく)のどちらのほうが大きいか。

(答)入射角(にゅうしゃかく)
→境界面から離れるようにして折れ曲がりますね。

●問9
光が水中やガラス中から空気中に進むとき、入射角をある大きさ以上にすると、光がすべて境界面で反射する現象を何というか。

(答)全反射(ぜんはんしゃ)
て(すべて)が反射してしまうので「全反射」。

●問10
水の入ったコップの底にあるコインは、ななめ上から見たとき、実際にある位置と比べてどのように見えるか。

(答)浮き上がって見える(うきあがってみえる)。
→これも光の屈折によるものですね。

●問11
凸レンズ(とつれんず)の軸(光軸(こうじく))に平行な光は、レンズを通過したあと1点に集まるが、この点を何というか。

(答)焦点(しょうてん)
→「笑点」ではありません。。。

●問12
凸レンズの中心から焦点までの距離を何というか。

(答)焦点距離(しょうてんきょり)
焦点までの距離なので「焦点距離

●問13
物体を凸レンズの焦点の外側に置いたときに凸レンズをはさんで物体と反対側にできる、物体と上下左右が逆向きの像(ぞう)を何というか。

(答)実像(じつぞう)
→実際に映し出される像ですね。

●問14
凸レンズによってできる像が物体と同じ大きさになるのは、物体をどこに置いたときか。

(答)焦点距離(しょうてんきょり)の2倍の位置
→凸レンズからの距離が2倍の位置のことですね。

●問15
物体を焦点の外側の範囲で凸レンズに近づけたとき、スクリーンにできる像の位置は凸レンズに近づくか、遠ざかるか。

(答)遠ざかる(とおざかる)。
→物体を凸レンズに近づけると、遠くに大きな像ができますね。

●問16
物体を凸レンズの焦点上に置いたとき、実像ができるか、虚像ができるか、それとも像はできないか。

(答)像(ぞう)はできない。
→スクリーンに像が映し出されないですね。

●問17
物体を凸(とつ)レンズの焦点の内側に置いたとき、凸レンズを通して見える像を何というか。

(答)虚像(きょぞう)
→物体と反対側から物体側をレンズを通して見ると見えるのですね。

 

音の性質(中1メイン)

●問18
音を出している物体はどのような運動をしているか。

(答)振動(しんどう)
→震えることですね。

●問19
振動(しんどう)して音を出しているのものを何というか。

(答)音源(発音体)(おんげん(はつおんたい))
で「音源」、もしくは、する物で「発音体

●問20
真空中では音が伝わるか、伝わらないか。

(答)伝わらない(つたわらない)。
→空気などの伝わるものが無いので。

●問21
音と光では、どちらの伝わる速さのほうが速いか。

(答)光(ひかり)
→圧倒的に光の方が早いです。。。

●問22
モノコードの弦(げん)などのように、音を出している物体が振動するはばを何というか。

(答)振幅(しんぷく)
で「振幅」ですね。

●問23
一定時間(1秒間)に振動する回数を何というか。また、その単位は何か。

(答)振動数(しんどうすう)、Hz(ヘルツ)
振動する回で「振動数」。

●問24
振幅(しんぷく)が大きい音とはどのような音か。

(答)大きい音(おおきいおと)
→振動する幅が大きいほど大きな音が出るってことですね。

●問25
振動数(しんどうすう)が大きい(多い)音とはどのような音か。

(答)高い音(たかいおと)
→振動数が多いほど高音になるってことですね。

●問26
弦楽器(げんがっき)の弦(げん)の張り方が弱いほど、どのような音になるか。

(答)低い音(ひくいおと)
→たるんでいる弦をイメージしてみてください。。。

●問27
弦楽器(げんがっき)の弦(げん)の太さが細いほど、どのような音になるか。

(答)高い音(たかいおと)
→ギターや琴をイメージ。

●問28
弦楽器(げんがっき)の弦(げん)の長さが長いほど、どのような音になるか。

(答)低い音(ひくいおと)
→こちらもギターや琴をイメージ。

●問29
弦楽器(げんがっき)の弦(げん)を強くはじくほど、どのような音になるか。

(答)大きい音(おおきいおと)
→「細・短・強」(さい・たん・きょう)・・・「弦を細く・短く・強く張る」と高音になります。

 

いろいろな力(中1メイン)

●問30
力がはたらくのは、物体を支える、物体の運動のようすを変える、のほかに、もう1つは物体の何を変えるときか。

(答)物体の形(を変える。)(ぶったいのかたち(をかえる))
→「(かたち)で支える(ささえる)運動場(うんどうのようすをかえる)」と覚えよう。

●問31
変形した物体がもとにもどろうとする力を何というか。

(答)弾性力(弾性の力)(だんせいりょく(だんせいのちから))
→「弾」は「はずむ」と言う意味。伸び縮みするイメージですね。

●問32
物体を面の上で動かしたとき、物体を動かそうとする向きとは逆向きにはたらく力を何というか。

(答)摩擦力(まさつりょく)
→「摩擦の力」が働くのですね。

●問33
磁石の同じ極どうしが反発する力と、異なる極どうしが引き合う力をまとめて何というか。

(答)磁力(磁石のちから)(じりょく(じしゃくのちから))
→「石の」で「磁力」ですね。

●問34
地球や月などが、それらの中心に向かって物体を引っ張ろうとする力を何というか。

(答)重力(じゅうりょく)
→皆さんも重力を感じてるはず。。。

●問35
約100gの物体に働く重力(じゅうりょく)の大きさを、力の大きさの単位を使って表すとどうなるか。

(答)1ニュートン(N)
→手に100gのりんごを持っているときに、手にかかる力が1Nですね。

●問36
ばねののびは、ばねに加わる力とどのような関係にあるか。

(答)比例(の関係)(ひれい(のかんけい))
→力が大きくなると、のびも大きくなるのですね。

●問37
ばねののびとばねに加わる力との間にみられる関係について、この関係が成り立つことを、何の法則というか。

(答)フックの法則(ふっくのほうそく)
→フックさんが発見したのですね。

●問38
力を矢印で表したときの矢印の始点となっている、力のはたらいている点を何というか。

(答)作用点(さようてん)
→作用している点ですね。

●問39
力を矢印で表したとき、矢印の長さは何を示すか。

(答)力の大きさ(ちからのおおきさ)
→矢印が長いほど力が大きいってことですね。

●問40
力の3つの要素とは、力のはたらく点(作用点(さようてん))、力の大きさともう1つは何か。

(答)力の向き(ちからのむき)
→矢印(→)をイメージしてみよう。矢印の左端が作用点、長さが大きさ、右端が向き だね。

●問41
物体にはたらく重力の大きさを何というか。

(答)重さ(おもさ)
力なので「さ」

●問42
場所が変わっても変化しない、物質そのものの量を何というか。

(答)質量(しつりょう)
→「重さ」は地球上と月面上では変わりますが、「質量」はどこでも変わりませんね。

 

圧力・水圧・浮力(中1メイン)

●問43
力の大きさ[N]÷力を受ける面積[m²] 〔単位はPa(パスカル)〕で表されるものは何か。

(答)圧力(あつりょく)
→単位は「N/m²」でも構いません。

●問44
同じ大きさの力がはたらいているとき、力のはたらく面積が小さいほど、圧力(あつりょく)はどうなるか。

(答)大きくなる。
→鉛筆の先が当たると痛いですよね。。。あれは圧力が大きくなっているからです。

●問45
水中ではたらく、水の重さによる圧力を何というか。

(答)水圧(すいあつ)
→水も量が増えるとかなり重いですね。

●問46
水圧(すいあつ)はどの向きにはたらいているか。

(答)あらゆる向き(物体の面に垂直な向き)(あらゆるむき(ぶったいのめんにすいちょくなむき))
→360度ぐるりと水圧がかかります。

●問47
水中に直方体の物体を沈めたとき、上面(じょうめん)にはたらく水圧と下面(かめん)にはたらく水圧ではどちらが大きいか。

(答)下面にはたらく水圧(かめんにはたらくすいあつ)
→深くなるほど水圧が大きくなりますね。

●問48
水中に直方体の物体を沈めたとき、上面にはたらく水圧と下面にはたらく水圧の差により生じる力を何というか。

(答)浮力(ふりょく)
→下面の方が大きな力が下からはたらくので、それが浮く力(浮力)となるのですね。

●問49
地球をとりまく空気の重さによる圧力を何というか。

(答)大気圧(気圧)(たいきあつ(きあつ))
→空力なので「気圧」ですね。

 

回路(中2メイン)

●問50
電流の道すじを何というか。

(答)回路(かいろ)
→電気が流れる線ですね。

●問51
電流の向きは、電池の+極(ぷらすきょく)から-極(まいなすきょく)へ向かう向きと、-極から+極へ向かう向きのどちらか。

(答)+極(ぷらすきょく)から-極(まいなすきょく)へ向かう向き
→電気の流れる方向が決まってるのですね。

●問52
電流の道すじが1つの輪のようになっている回路を何というか。

(答)直列回路(ちょくれつかいろ)
→1本でつながっていますね。

●問53
電流の道すじが枝分かれしている回路を何というか。

(答)並列回路(へいれつかいろ)
→分かれ道があるのですね。

●問54
電流計は、回路のはかろうとする部分に直列(ちょくれつ)につなぐか、並列(へいれつ)につなぐか。

(答)直列(ちょくれつ)につなぐ。
→回路の線と一直線になるようにつなぎますね。

●問55
電流の大きさが予測できないとき、はじめに用いる電流計の-端子(まいなすたんし)は、5A、500mA、50mAのどれか。

(答)5A(5アンペア)
→1番大きな値まで測れる端子を使いますね。針が振り切れて故障しないようにするため。

●問56
電圧計は、回路のはかろうとする部分に直列につなぐか、並列につなぐか。

(答)並列(へいれつ)につなぐ。
→わき道に置くってことですね。

●問57
電圧の大きさが予測できないとき、はじめに用いる電圧計の-端子は、300V、15V、3Vのどれか。

(答)300V(300ボルト)
→1番大きな値まで測れる端子を使いますね。針が振り切れて故障しないようにするため。

 

電流と電圧(中2メイン)

●問58
電流を流そうとするはたらきを何というか。

(答)電圧(でんあつ)
→電圧をかけることによって電流が流れますね。

●問59
回路のどの部分を流れる電流の大きさも等しいのは、直列回路と並列回路のどちらか。

(答)直列回路(ちょくれつかいろ)
→分かれ道もなく1本につながっているので、どこでも電流の大きさが同じです。

●問60
2本の電熱線の直列回路と並列回路で、つねに両方の電熱線に加わる電圧の大きさが等しくなるのはどちらか。

(答)並列回路(へいれつかいろ)
→並列回路では、どこでも電圧が同じですね。

●問61
電熱線に流れる電流の大きさは、電熱線に加わる電圧の大きさに比例する。この法則を何というか。

(答)オームの法則(おーむのほうそく)
→電圧が大きいほど、電流も大きくなりますね。

●問62
電流の流れにくさを表す量を何というか。

(答)電気抵抗(抵抗)(でんきていこう(ていこう))
→電流が流れにくくするように「抵抗」しているんですね。

●問63
電気抵抗(抵抗)をR[Ω(オーム)]、電圧をV[V(ボルト)]、電流をI[A(アンペア)]とするとき、オームの法則を式で表すとどうなるか。

(答)V=RI(R=V÷I,I=V÷R)
→「V(V)サインには愛(I)があーる(R)」と覚えよう。

●問64
抵抗の大きさがR₁とR₂の抵抗を直列につないだとき、全体の抵抗Rを式で表すとどうなるか。

(答)R=R₁+R₂
→直列回路では抵抗の合計が回路全体の抵抗ですね。

●問65
抵抗の大きさがR₁とR₂の抵抗を並列につなぎ、全体の抵抗をRとしたとき、R、R₁、R₂の関係を式で表すとどうなるか。

(答)1÷R=1÷R₁+1÷R₂
→直列回路の時の、逆数の形ですね。

●問66
銅などの金属のように、電流を通しやすい物質を何というか。

(答)導体(どうたい)
→「導」はみちびくという意味ですね。

●問67
ガラスやゴムなどのように、抵抗がひじょうに大きいため、電流をほとんど通さない物質を何というか。

(答)不導体(絶縁体)(ふどうたい(ぜつえんたい))
→導体の反対なので「不導体」ですね。

 

電流のはたらき(中2メイン)

●問68
電気がもっている、さまざまなはたらきをする能力を何というか。

(答)電気エネルギー
→そのままですね。

●問69
電圧[V]×電流[A]の式で表されるものを何というか。

(答)電力(でんりょく)
→よく聞く言葉です。

●問70
電熱線に一定時間電流が流れたとき、電力(でんりょく)[W(ワット)]×時間[s]の式で表されるものが電熱線から発生するが、これは何か。

(答)電熱線の発熱量(でんねつせんのはつねつりょう)
→「発熱量=電力(W)×時間(秒)」ですね。「s」は秒の意味です。

●問71
1gの水の温度を1℃上昇させるのに必要な熱量は約何J(ジュール)か。

(答)4.2J(4.2ジュール)
→ちなみに「1カロリー」とも言い換えられますね。

●問72
電力[W]×時間[s]の式で表される、電気器具などが消費したエネルギーの量を何というか。

(答)電力量(でんりょくりょう)
→発熱量と同じ式ですね。

 

静電気と電子(中2メイン)

●問73
ちがう種類の物質をたがいに摩擦(まさつ)したときに発生する電気を何というか。

(答)静電気(摩擦電気)(せいでんき(まさつでんき))
→特に冬は静電気が起こりやすいですね。

●問74
+の電気どうし、-の電気どうしの間には、どのような力がはたらくか。

(答)しりぞけ合う力
→お互いに離れますね。

●問75
+の電気と-の電気の間には、どのような力がはたらくか。

(答)引き合う力
→お互いに近づきますね。

●問76
原子核(げんしかく)の周りに存在し、-の電気をもつ粒子(りゅうし)を何というか。

(答)電子(でんし)
→原子によって数が違いますね。

●問77
物体が電気を帯びるのは、+と-のどちらの電気の移動によるか。

(答)-の電気
→-の電気が原子から出ていくと、原子は+の電気を帯びて、-の電気が原子に入ってくると、原子は-の電気を帯びますね。

●問78
ネオン管や蛍光灯に利用されている放電方法を何というか。

(答)真空放電(しんくうほうでん)
→「真空」と言っても、中身には空気はありませんがガスが入っています。

●問79
陰極線(電子線)(いんきょくせん(でんしせん))に電圧を加えると、電極板(でんきょくばん)の+極と-極のどちらへ曲がるか。

(答)+極(ぷらすきょく)
→陰極線は電子の流れです。電子は-の電気なので+極に近づきたがります。

●問80
導線(どうせん)に電池をつないで電圧を加えると、導線の中の電子は電池の何極から何極に動くか。

(答)-極から+極(まいなすきょくからぷらすきょく)
→電子は-の電気なので+極に向かって行きます。

●問81
わたしたちが電流とよんでいるのは電子の流れであるが、電流の向きと電子の流れの向きの関係はどうなっているか。

(答)反対(逆)向き
→電流と電子の流れる向きは逆向きなのですね。これは発見された順番によるものですね。。。

 

電流と磁界(中2メイン)

●問82
磁力(じりょく)がはたらいている空間を何というか。

(答)磁界(じかい)
力がはたらく世と覚えよう。

●問83
磁界の中に方位磁石(ほういじしゃく)を置いたとき、方位磁石のN極が指す向きを何というか。

(答)磁界の向き(じかいのむき)
→N極はS極を指しているとも言えますね。

●問84
方位磁石のN極が指す向きをなめらかにつないでできた線を何というか。

(答)磁力線(じりょくせん)
石のなので「磁力線

●問85
磁石のつくる磁界の向きは、N極からS極、S極からN極のどちらか。

(答)N極からS極
→決まっているんですね。

●問86
磁界の強いところでは、磁力線の間隔はどのようになっているか。

(答)せまくなっている。
→磁力線の間隔がせまいほど磁界が強いってことですね。

●問87
まっすぐな導線に電流を流すと、そのまわりにはどのような形の磁界ができるか。

(答)同心円状(どうしんえんじょう)
→まるで円形のバームクーヘンのような線の磁界ができますね。

●問88
導線に流す電流の大きさを大きくすると、導線のまわりにできる磁界の強さはどうなるか。

(答)強くなる。
→電流が強いと磁界も強くなるってことですね。

●問89
コイルに電流を流したとき、コイルの巻数(まきすう)が多いほど、コイルにできる磁界の強さはどうなるか。

(答)強くなる(つよくなる)。
→「巻き数が多いと磁界が強い」ですね。

●問90
コイルに鉄心(てっしん)を入れて電流を流すとできるものを何というか。

(答)電磁石(でんじしゃく)
→磁石になるのですね。不思議ですね。。。

●問91
磁界の中に置いた導線に流れる電流の向きを反対にすると、導線にはたらく力の向きはどうなるか。

(答)反対になる。
→まあそのままで納得ですね。

●問92
磁界の中の導線に電流が流れると導線が動き出すが、この原理を利用して軸を回転させ、物体などを動かす装置は何か。

(答)モーター(電動機(でんどうき))
→高速で回転させることができますね。

●問93
コイルの中の磁界が変化するとコイルに電流が流れる現象を何というか。

(答)電磁誘導(でんじゆうどう)
→「現象名」が電磁誘導です。

●問94
コイルの中の磁界の変化によってコイルに流れる電流を何というか。

(答)誘導電流(ゆうどうでんりゅう)
→電磁誘導によって流れるのが誘導電流。

●問95
電磁誘導(でんじゆうどう)を利用して電流を得る装置は何か。

(答)発電機(はつでんき)
→手回し発電機などが有名ですね。

●問96
一定の向きに流れる電流を何というか。

(答)直流(ちょくりゅう)
→向きが変わらないのですね。

●問97
家庭のコンセントの電流は、短い時間間隔で電流の向きや大きさが変化しているが、このような電流を何というか。

(答)交流(こうりゅう)
→今、みなさんは交流電流を利用しているのですね。

●問98
交流(こうりゅう)において、電流の流れる向きが1秒間に変化する回数を何というか。

(答)周波数(しゅうはすう)
→単位はHz(ヘルツ)ですね。

 

力のはたらき(中3メイン)

●問99
1つの物体に2つの力がはたらいていて物体が動かないとき、この2つの力はどのような関係になっているか。

(答)つり合っている。
→綱引きをして綱が動かないときですね。

●問100
1つの物体に2つの力がはたらいていて物体が動かないとき、これらの力の向きと大きさはそれぞれどうなっているか。

(答)向き…逆、大きさ…同じ
→これも綱引きをイメージしてみよう。

●問101
2つの力がつり合うときの3つの条件とは何か。

(答)力の大きさが同じ、力の向きが逆、一直線上ではたらく
→こちらも綱引きをイメージですね。

●問102
机の上に置いた物体の重力とつり合っていて、物体が机の面から垂直(すいちょく)に受ける力を何というか。

(答)垂直抗力(抗力)(すいちょくこうりょく(こうりょく))
→机は物体から押されていますが、机も物体を同じ力で押し返しているのですね。

●問103
2つの力と同じはたらきをする1つの力を、もとの2つの力の何というか。

(答)合力(ごうりょく)
→「合力」は「ごうりょく」であって、「ごうりき」ではありません。。。

●問104
1つの力を2つに分解したときのそれぞれの力を、はじめの1つの力の何というか。

(答)分力(ぶんりょく)
けているので「分力」ですね。

●問105
2つの力の合力や、1つの力を2つの力に分解したときのもとの1つの力は、2つの力を2辺とする平行四辺形の何にあたるか。

(答)対角線(たいかくせん)
→数学的ですね。

 

運動と力(中3メイン)

●問106
単位時間当たりに物体が移動する距離で表されるものは何か。

(答)速さ
→算数ですね。

●問107
ある区間を一定の速さで走ったとみなしたときの速さを何というか。

(答)平均の速さ(へいきんのはやさ)
→「どれだけの距離をどれだけの時間かかったか」ですね。

●問108
ごく短い時間に移動した距離をそれにかかった時間で割って求めた速さで、スピードメーターが示す速さを何というか。

(答)瞬間の速さ(しゅんかんのはやさ)
→野球の球速などがそうですね。

●問109
記録タイマーのテープに記録された打点の間隔がだんだん広くなる運動は、速さがどうなる運動か。

(答)(だんだん)速くなる運動
→一定時間に進む距離が長くなっているので、速くなっているのですね。

●問110
記録タイマーのテープに記録された打点の間隔が一定になっている運動は、速さがどうなっている運動か。

(答)速さが一定な運動
→一定時間に進む距離が変わっていないので、速さが一定で変わらないのですね。

●問111
斜面(しゃめん)を下る台車の運動では、速さはどうなるか。

(答)(だんだん)速くなる
→斜面に平行な力が働き続けるので、どんどん速くなっていきますね。

●問112
斜面を下る台車にはたらいている斜面に沿った力は、大きくなる力、小さくなる力、一定の大きさの力のどれか。

(答)一定の大きさの力
→この力がかかり続けていくので、速さがますます速くなりますね。

●問113
斜面の角度を大きくすると、斜面を下る台車の速さの変化はどうなるか。

(答)大きくなる。
→急加速するってことですね。

●問114
物体を置いた斜面の傾き(かたむき)を90°にすると、物体は地面に向かって垂直に落ちていくが、このときの物体の運動を何というか。

(答)自由落下(運動)(じゆうらっか(うんどう))
→バンジージャンプのイメージで落下していくことですね。

●問115
速さがだんだんおそくなる運動では、物体にどのような向きの力がはたらいているか。

(答)運動の向きと逆向きの力
→ブレーキがかかっているイメージですね。

●問116
一直線上を動く物体に力がはたらかない場合や、はたらいている力がつり合っている場合、この物体は何という運動をするか。

(答)等速直線運動(とうそくちょくせんうんどう)
→「しいさで直線運動」をするってことですね。

●問117
等速直線運動では、移動距離と移動にかかる時間との間にはどのような関係があるか。

(答)比例(の関係)
→時間に比例して距離も増えますね。

●問118
物体に力がはたらかないかぎり、物体はそのときの運動の状態を続けようとする。この性質を何というか。

(答)慣性(かんせい)
→「習」の「慣」に「質」の「性」ですね。

●問119
力がはたらかないかぎり、静止している物体は静止し続け、動いている物体は等速直線運動を続けるという法則を何というか。

(答)慣性の法則(かんせいのほうそく)
→前の問題に「法則」をつけたのですね。

●問120
物体に力を加えると物体から力を受けるが、このとき、物体に加えた力と物体から受ける力にはどのような関係があるか。

(答)大きさが同じで向きが逆
→平等な世界なのですね。。。

●問121
物体に力を加えると物体から力を受ける。このとき、物体に加える力と物体から受ける力をそれぞれ何というか。

(答)物体に加える力…作用(さよう)、物体から受ける力…反作用(はんさよう)
→作用すると反作用を受けるのですね。

 

仕事とエネルギー(中3メイン)

●問122
力の大きさ[N(ニュートン)]と力の向きに動いた距離[m(メートル)]の積(せき)で表されるものを何というか。

(答)仕事(しごと)
→「積」とは、かけ算の答えのことですね。

●問123
道具を使うと物体に加える力は小さくなるが、物体を動かす距離が大きくなり、仕事の大きさが変わらないことを何というか。

(答)仕事の原理(しごとのげんり)
→道具を使っても、理科で言う大変さは変わらないってことですね。

●問124
一定時間にする仕事の量を何というか。

(答)仕事率(しごとりつ)
→「仕事の大きさ÷秒」ですね。

●問125
高いところにある物体がもっているエネルギーを何というか。

(答)位置エネルギー
→高い位置か低い位置かによりますね。

●問126
運動している物体がもっているエネルギーを何というか。

(答)運動エネルギー
→質量が大きいほどエネルギーは大きく、速いほどエネルギーが大きいですね。

●問127
物体の位置が高いほど、また、物体の質量が大きいほど、物体のもっている位置エネルギーの大きさはどうなるか。

(答)大きくなる。
→高い位置から重い鉄球を落とすと地面に大きな穴が開きますよね。これが位置エネルギー。

●問128
位置エネルギーと運動エネルギーの和を何というか。

(答)力学的エネルギー(りきがくてきえねるぎー)
→「和」とは足し算の答えですね。

●問129
摩擦(まさつ)や空気抵抗(くうきていこう)がないとき、位置エネルギーと運動エネルギーの和は一定に保たれる。このことを何というか。

(答)力学的エネルギーの保存(りきがくてきえねるぎーのほぞん)
→振り子をイメージ。

●問130
光電池(こうでんち)に光を当てたら、電圧が生じて導線に電流が流れた。このとき、光電池は何エネルギーを何エネルギーに変換したか。

(答)光エネルギーを電気エネルギーに変換した。
→「光」が「電気」に変わったのですね。

●問131
エネルギーが移り変わる前後で、エネルギー全体の量が一定に保たれることを何というか。

(答)エネルギーの保存(えねるぎーのほぞん)
→総量は変わらないのですね。

 

エネルギー資源(中3メイン)

●問132
温度の異なる物質が接触しているとき、熱が温度の高いほうから低いほうへ移動して伝わる伝わり方を何というか。

(答)伝導(熱伝導)(でんどう(ねつでんどう))
わるので「伝導」ですね。

●問133
液体や気体において、温度の高い部分が上へ移動し、温度の低い部分と入れかわるように循環して熱が伝わる現象を何というか。

(答)対流(たいりゅう)
→お風呂のお湯が上は熱く、下は冷たいってことあるよね。この時、対流が起きてるんだ。

●問134
たき火などであたたまるときのように、空間をへだてて離(はな)れたところまで熱が伝わる現象を何というか。

(答)放射(熱放射)(ほうしゃ(ねつほうしゃ))
→太陽熱もそうですね。

●問135
消費したエネルギーに対する利用できたエネルギーの割合を何というか。

(答)エネルギー変換効率(えねるぎーへんかんこうりつ)
→この割合が大きいほど効率が良いってことですね。

●問136
水力発電では、ダムの水を落下させ、タービンを回して発電する。3段階のエネルギーの変換はどう表せるか。

(答)位置エネルギー→運動エネルギー→電気エネルギー
→水が高い位置(位置エネルギー)からタービンを動かし(運動エネルギー)発電させる(電気エネルギー)。

●問137
火力発電では、化石燃料を燃やし、水を沸騰させ、タービンを回して発電する。4段階のエネルギーの変換はどう表せるか。

(答)化学エネルギー→熱エネルギー→運動エネルギー→電気エネルギー
→変換が多いですね。。。

●問138
原子力発電では、ウランの核分裂により熱エネルギーをとり出しているが、ウランがもつエネルギーは何か。

(答)核エネルギー(かくえねるぎー)
→核は大きなエネルギーを持っていますよね。

●問139
地形的にダムの作れる場所が少ないという問題や、ダムが地域の自然環境を変えるなどの問題が生じる発電方法は何か。

(答)水力発電(すいりょくはつでん)
→自然を利用した大規模な発電方法です。

●問140
燃料の埋蔵量に限りがあり、大気汚染や地球温暖化に影響する発電方法は何か。

(答)火力発電(かりょくはつでん)
→二酸化炭素が発生するので温暖化にも影響ありますね。

●問141
太陽エネルギーや地熱エネルギーなどのように、いつまでも利用できるエネルギーを何というか。

(答)再生可能エネルギー(さいせいかのうえねるぎー)
→何度でも再生できるってことですね。

●問142
近年、化石燃料などの大量使用などで地球の気温が上昇している。この現象を何というか。

(答)地球温暖化(ちきゅうおんだんか)
→夏が特に暑くなってますよね。。。

●問143
地球から宇宙に向かう熱を吸収して、気温の上昇をもたらす効果を何というか。

(答)温室効果(おんしつこうか)
→暖かい部屋になっていくようなイメージですね。

●問144
ウランやセシウムなどが出し、目に見えず、物質を透過し、物質を分離させる性質をもつものを何というか。

(答)放射線(ほうしゃせん)
→考えてみると、物質を通過するってすごいことですよね。

●問145
自然界に存在する放射線を何というか。

(答)自然放射線(しぜんほうしゃせん)
→そのままの名称ですね。

●問146
放射線が人体に与える影響を表すときに使う単位を何というか。

(答)シーベルト(Sv)
→東日本大震災の時によく耳にしました。

●問147
放射線を出す物質を何というか。

(答)放射性物質(ほうしゃせいぶっしつ)
→ウランやセシウムなどですね。

●問148
生物の死がいなどからできている石油や石炭などの燃料を何というか。

(答)化石燃料(かせきねんりょう)
→長い年月をかけてできた限りあるものを今使わせてもらっているのですね。

 

高校入試 理科 一問一答 ~地学分野~

火山(中1メイン)

●問1
地下にある高温でどろどろにとけた状態の岩石を何というか。

(答)マグマ
→反対から読んでも「マグマ」ですね。。。

●問2
マグマが地表に流れ出たものを何というか。

(答)溶岩(ようがん)
石がけたもので「溶岩」。

●問3
火山噴出物のうち、火山ガスの主成分は何か。

(答)水蒸気(すいじょうき)
→「ガス」と言っても水蒸気なのですね。つまり水。

●問4
火山の形や噴火のようすは、何によって決まるか。

(答)マグマのねばりけ
→ねばりけが強いか弱いかですね。

●問5
マウナロアのような傾斜(けいしゃ)のゆるやかな形をした火山のマグマのねばりけは、強いか、弱いか。

(答)弱い
→ねばりけが弱いので広く薄く広がるのですね。

●問6
雲仙普賢岳(うんぜんふげんだけ)のようなもり上がった形をした火山のマグマのねばりけは、強いか、弱いか。

(答)強い
→ねばりけが強いので周りに広がらないのですね。

●問7
激しく爆発的な噴火をするのは、マウナロアと雲仙普賢岳のどちらか。

(答)雲仙普賢岳(うんぜんふげんだけ)
→もり上がった形の方ですね。

●問8
火山噴出物が黒っぽいほど、マグマのねばりけは強いか、弱いか。

(答)弱い
→白いほどねばりけが強いです。

●問9
火山噴出物はマグマが冷えてできた粒をふくんでいるが、これらの粒のうち、結晶になったものを何というか。

(答)鉱物(こうぶつ)
→鉱物は主に6種類ほど覚えればいいですね。

●問10
セキエイやチョウ石のように、白っぽい色をした鉱物を何というか。

(答)無色鉱物(白色鉱物)(むしょくこうぶつ(はくしょくこうぶつ))
→白か透明っぽい色をしています。

●問11
クロウンモやキ石のように、色のついた鉱物を何というか。

(答)有色鉱物(ゆうしょくこうぶつ)
るので「有色」ですね。

●問12
無色(白色)で、決まった方向に割れる鉱物は何か。

(答)チョウ石
→無色と言っても白色がついているのですね。

●問13
無色(白色)で、不規則に割れる鉱物は何か。

(答)セキエイ
→「不規則に割れる」がポイントですね。

●問14
黒色で、決まった方向にうすくはがれる鉱物は何か。

(答)クロウンモ
色なので「クロウンモ」

●問15
マグマが冷えて固まってできた岩石を何というか。

(答)火成岩(かせいがん)
→「火岩」と答えないように注意。

●問16
マグマが地下の深いところでゆっくりと冷えて固まってできた岩石を何というか。

(答)深成岩(しんせいがん)
いところでできたので「成岩」

●問17
マグマが地表や地表近くで急に冷えて固まってできた岩石を何というか。

(答)火山岩(かざんがん)
→「火岩」と言い間違えないように。火成岩には、①火山岩 ②深成岩 の2つがあります。

●問18
深成岩にみられるように、大きく成長した鉱物がきっちりと組み合わさっているつくりを何というか。

(答)等粒状組織(とうりゅうじょうそしき)
→ほぼしい大きさのが集まっている態ですね。

●問19
火山岩のつくりにおいて、大きな結晶になれなかった部分を何というか。

(答)石基(せっき)
→時間をかけて大きな結晶となるのですが、すぐに冷えて固まってしまったのですね。

●問20
火山岩のつくりにおいて、まばらにふくまれる比較的大きな鉱物の部分を何というか。

(答)斑晶(はんしょう)
点模様(はんてんもよう)の結ようになっているので「斑晶」だね。

●問21
火山岩にみられるように、大きな鉱物の部分と結晶になれなかった部分でできている岩石のつくりを何というか。

(答)斑状組織(はんじょうそしき)
→「大きな鉱物の部分」は「斑晶」、「結晶になれなかった部分」は「石基」と言いますね。

●問22
安山岩(あんざんがん)は、火山岩と深成岩のどちらか。

(答)火山岩(かざんがん)
→火山岩は「流紋岩(りゅうもんがん)・安山岩・玄武岩(げんぶがん)」、深成岩は「花こう岩(かこうがん)・閃緑岩(せんりょくがん)・斑れい岩(はんれいがん)」

●問23
花こう岩をつくっているおもな鉱物は、チョウ石、クロウンモともう1つは何か。

(答)セキエイ
→無色鉱物2つが含まれていますね。

 

地震(中1メイン)

●問24
地震が発生した地下の場所を何というか。

(答)震源(しんげん)
→地震発生の根本ですね。

●問25
震源の真上の地表の地点を何というか。

(答)震央(しんおう)
→こちらは地面の所ですね。

●問26
地震のゆれは、震央からほぼどのように伝わるか。

(答)同心円状(どうしんえんじょう)
→バームクーヘンの輪のように広がっていきます。。。

●問27
地震において、はじめにくる小さなゆれを何というか。

(答)初期微動(しょきびどう)
→「初期に来る微(かす)かなき」で「初期微動」。

●問28
地震において、あとからくる大きなゆれを何というか。

(答)主要動(しゅようどう)
→こちらがメインとなる大きな揺れですね。

●問29
初期微動を起こす速い波を何というか。

(答)P波(ぴ-は)
→波は2つあり、先に到達する方ですね。

●問30
主要動を起こすおそい波を何というか。

(答)S波(えすは)
→アルファベット順で覚えよう。「P波→S波」だね。

●問31
初期微動が始まってから主要動が始まるまでの時間を何というか。

(答)初期微動継続時間(しょきびどうけいぞくじかん)
→「初期微動継続している時間」で「初期微動継続時間」ですね。

●問32
初期微動継続時間とおよそ比例しているのは何か。

(答)震源からの距離(しんげんからのきょり)
→地震発生場所から遠いほど初期微動継続時間は長くなりますね。

●問33
観測地点での地震によるゆれの大きさを表すものを何というか。

(答)震度(しんど)
→震度は「ゆれの大きさ」ですね。

●問34
震度は何段階に分けられているか。

(答)10段階(10だんかい)
→1~10で、5・6・7は弱と強の2段階ありますね。

●問35
地震そのもののエネルギーの大きさ(規模)を表したものを何というか。

(答)マグニチュード
→マグニチュードは「地震の規模」なので、「震度」と区別しよう。

●問36
地震などによって大地がもち上がることを何というか。

(答)隆起(りゅうき)
→規模の大きな話ですね。

●問37
地震などによって大地が沈むことを何というか。

(答)沈降(ちんこう)
→「隆起」の逆ですね。

●問38
海底で大規模な地震が起こったときに生じる大きな波は、沿岸部に大きな被害をもたらすことがある。この波を何というか。

(答)津波(つなみ)
→海の水が波となって来ることです。

●問39
地震によってできる大地のくいちがい(ずれ)を何というか。

(答)断層(だんそう)
→大地の層が断たれるってことですね。

●問40
プレート内の岩盤(がんばん)のずれで、今後動いて地震を起こす可能性のあるものを何というか。

(答)活断層(かつだんそう)
発な断層で「活断層」ですね。

●問41
世界の地震の震央の分布は、何の分布と重なっているか。

(答)火山の分布(かざんのぶんぷ)
→地震がある所は火山があるのですね。

●問42
日本付近の震源の分布をみると、震源は日本海溝(にほんかいこう)を境に大陸側と海洋側のどちらに集中しているか。

(答)大陸側(たいりくがわ)
→西側(左側)に震源が多いってことですね。

●問43
日本付近の震源の深さは、日本海溝から日本海側にいくにしたがってどうなっているか。

(答)深くなっている。
→地下深くから地震が起こるようになっていくのですね。

●問44
地球の表面をおおっている厚さ100㎞程度の岩盤を何というか。

(答)プレート
→ぶ厚い板状のものですね。

●問45
日本付近で沈みこんでいるのは、大陸プレートと海洋プレートのどちらか。

(答)海洋プレート(かいようぷれーと)
→大陸プレートの下に海洋プレートがもぐりこんで行くのですね。

●問46
プレートがつくられる場所は、海溝(かいこう)と海嶺(かいれい)のどちらか。

(答)海嶺(かいれい)
→海中にある火山のような場所です。

●問47
大きな地震が起きたとき、埋立地(うめたてち)などでは、土砂などが地表にふき出すことがある。この現象を何というか。

(答)液状化(えきじょうか)
→地面が揺らされて、地面の中にあったものが地表に出てくるのですね。

 

地層(中1メイン)

●問48
岩石が長い間に表面からくずれていく現象を何というか。

(答)風化(ふうか)
→雨や風によって岩が削れていくのですね。

●問49
流水のはたらきは3つある。運搬(うんぱん)、堆積(たいせき)と、もう1つの陸地や岩石をけずるはたらきを何というか。

(答)浸食(しんしょく)
→川をイメージしてみよう。小石を運ぶ(運搬)、小石を積もらせる(堆積)、岩を削る(浸食)。

●問50
流水によって海に運ばれてきた、れき、砂、泥(どろ)のうち、河口(かこう)からもっともはなれたところに堆積(たいせき)するものはどれか。

(答)泥(どろ)
→大きなものから、「れき、砂、泥」の順ですね。泥は小さく軽いので遠く離れた所まで運ばれますね。

●問51
ふつう、1つの地層の中で下にあるものほど、粒の大きさは大きいか小さいか。

(答)大きい
→大きいものは重いので下に沈み込みやすいですね。

●問52
地層に大きな力がはたらいてできた、地層の曲がりを何というか。

(答)しゅう曲(しゅうきょく)
→きれいなカーブを描いているときがありますね。

●問53
海底や湖底(こてい)などに積もった堆積物が長い間におし固められてできた岩石を何というか。

(答)堆積岩(たいせきがん)
→堆積した物が固まって岩になるのですね。。。

●問54
れき、砂、泥が固まってできた堆積岩(たいせきがん)のうち、岩石をつくっている粒の大きさが0.06~2㎜の岩石を何というか。

(答)砂岩(さがん)
→泥はこれ以下の大きさ。れきはこれ以上の大きさですね。

●問55
れき岩(れきがん)、砂岩(さがん)、泥岩(でいがん)をつくる粒に共通した特徴は何か。

(答)丸みを帯びている(まるみをおびている)。
→年月と共に角が削れていき、丸くなってくるのですね。

●問56
生物の死がいや水にとけこんでいた成分が堆積して固まったもので、塩酸をかけると二酸化炭素が発生する岩石を何というか。

(答)石灰岩(せっかいがん)
→塩酸+石灰石で二酸化炭素が発生でしたね。

●問57
生物の死がいや水にとけこんでいた成分が堆積して固まったもので、塩酸をかけても気体が発生しない岩石を何というか。

(答)チャート
→チャートは二酸化炭素が発生しません。

●問58
火山灰(かざんばい)などの火山噴出物が堆積してできた岩石を何というか。

(答)凝灰岩(ぎょうかいがん)
→凝灰岩があれば火山噴火があったことがわかりますね。

●問59
大昔の生物の死がいやあし跡(あしあと)、すんでいた跡などが地層の中に残されたものを何というか。

(答)化石(かせき)
→大昔の化石ってロマンありますね。。。

●問60
地層が堆積した当時の環境を知る手がかりとなる化石(かせき)を何というか。

(答)示相化石(しそうかせき)
→ 「環境」ときたら「示相」と覚えよう。

●問61
地層が堆積した年代を知る手がかりとなる化石を何というか。

(答)示準化石(しじゅんかせき)
→「時代」(だい)を知るてがかりなので「示準」(しゅん)化石です。

●問62
アンモナイトの化石をふくむ地層が堆積した地質年代(ちしつねんだい)を何というか。

(答)中生代(ちゅうせいだい)
→ゴロ合わせを後で教えます。

●問63
サンヨウチュウの化石をふくむ地層が堆積した地質年代を何というか。

(答)古生代(こせいだい)
→ゴロあわせ 「古い富士山 中々あきない 新品かな?」
ふるさん なかなかあきない しんぴんか?)
ふる・・・古生代  ふ・・・フズリナ  さん・・・サンヨウチュウ
なか・・・中生代  あ・・・アンモナイト  き・・・恐竜
しん・・・新生代  ぴ・・・ビカリア  な・・・ナウマンゾウ 

●問64
サンゴの化石をふくむ地層が堆積した当時、そこはどのような場所であったか。

(答)あたたかく浅い海
→いごごちがよさそうですね。。。

●問65
シジミの化石をふくむ地層が堆積した当時、そこはどのような場所であったか。

(答)湖や河口(みずうみやかこう)
→「河口」とは川が海に出る部分の辺りですね。

●問66
水平に重なっている地層において、上の地層と下の地層のどちらが古いか。

(答)下の地層(したのちそう)
→上に積もっていきますよね。

●問67
凝灰岩(ぎょうかいがん)でできた地層が発見された地域では、その地層ができた当時、この付近でどのような大地の変化があったと考えられるか。

(答)火山の噴火(火山活動)(かざんのふんか(かざんかつどう))
→凝灰岩と言えば、火山の噴火。

●問68
凝灰岩の層や化石のふくまれている層のように、地層のつながりや広がりを知るのによい手がかりとなる地層を何というか。

(答)かぎ層(かぎそう)
→かぎ(鍵)となる地層ですね。

 

気象観測(中2メイン)

●問69
大気中で起こる、さまざまな自然現象を何というか。

(答)気象(きしょう)
→大の現なので「気象

●問70
天気図の記号の◎が示す天気は何か。

(答)くもり
→二重丸だからといって天気が良いわけではないのですね。。。

●問71
天気図の記号の矢ばねの向きは何を表しているか。

(答)風向(ふうこう)
→「風向」とは風が吹いて来る方向です。吹いて行く方向ではないので注意。

●問72
天気図の記号の矢ばねの数は何を表しているか。

(答)風力(ふうりょく)
→風の強さですね。

●問73
天気図で、気圧(きあつ)が等しい地点を結んでできた曲線を何というか。

(答)等圧線(とうあつせん)
しい力ので「等圧線

●問74
ふつう、等圧線は1000hPa(ヘクトパスカル)を基準に何hPaごとに引いてあるか。

(答)4hPa(4ヘクトパスカル)
→996、1000、1004、、、のように線を引いていきますね。

●問75
ふつう、等圧線は何hPaごとに太くするか。

(答)20hPa(20ヘクトパスカル)
→980、1000、1020、、、の線が太くなっているのですね。

●問76
気温は地面から何mくらいの高さのところで測定するか。

(答)1.5m(1.5メートル)
→だいたい手が届きやすい高さですね。

●問77
風向は何方位で表すか。

(答)16方位(16ほうい)
→風が吹いて来る方向ですね。

●問78
降水(こうすい)がなく、雲量(うんりょう)が2~8のときの天気は何か。

(答)晴れ(はれ)
→雲の量が空の8割あったとしても、「晴れ」となるのですね。。。

●問79
いっぱんに、晴れた日に気温が最高になるのは何時ごろか。

(答)午後2時ごろ(14時ごろ)(ごご2じごろ(14じごろ))
→お昼12時ではないので注意だね。少し後になって気温が上がってくるんだね。

●問80
いっぱんに、晴れた日に気温が最低になるのは、夜中と明け方のどちらか。

(答)明け方(あけがた)
→真夜中ではなく太陽が出てくる直前なのですね。つまり明け方。

●問81
いっぱんに、晴れた日に気温が上がると湿度はどう変化するか。

(答)下がる
→カラカラに乾きますよね。

●問82
いっぱんに、雨の日の湿度と気温の変化は、晴れの日と比べて大きいか、小さいか。

(答)小さい
→日差しが当たらないので暑くなりにくいですよね。

●問83
気象庁が全国に展開している気象観測網(きしょうかんそくもう)である、地域気象観測システムを何というか。

(答)アメダス
→「雨だす」ではありません。。。

 

空気中の水蒸気・雲と雨(中2メイン)

●問84
空気が冷やされて、空気中の水蒸気が凝結(ぎょうけつ)して水滴(すいてき)ができ始める温度を何というか。

(答)露点(ろてん)
(つゆ)ができる温度()で「露点

●問85
1m³の空気中にふくむことのできる最大の水蒸気量を何というか。

(答)飽和水蒸気量(ほうわすいじょうきりょう)
→最大まで水蒸気を含むことを「飽和状態」と言いますね。

●問86
飽和水蒸気量(ほうわすいじょうきりょう)は気温が上がるとどのように変化するか。

(答)大きくなる(おおきくなる)。
→気温が高いほど多くの水蒸気を含むことができますね。

●問87
空気1m³中にふくまれている水蒸気量[g/m³]÷同じ温度における飽和水蒸気量[g/m³]×100は何か。

(答)湿度(しつど)
→「今含んでいる量」÷「最大含むことができる量」×100ですね。

●問88
空気中の水蒸気量が変わらず、気温が高くなると、湿度はどうなるか。

(答)下がる(さがる)。
→「最大含むことができる量」が増えるので、湿度は低くなりますね。

●問89
空気中の水蒸気量が変わらず、気温が高くなると、露点はどうなるか。

(答)変わらない(かわらない)。
→露点は「露ができる温度」なので、「今含んでいる水蒸気量」のみで決まります。

●問90
密封(みっぷう)された菓子袋(かしぶくろ)を標高の高い山頂などに持っていくと、ぱんぱんにふくらむ。これは袋の中の空気がどうなるからか。

(答)膨張するから(ぼうちょうするから)。
→高い位置ほど、周りの気圧が低くなるので、押しつぶされにくくなり、空気は膨張しますね。

●問91
地上からの高さが高くなるほど、気圧はどうなるか。

(答)低くなる(ひくくなる)。
→大気の層が薄くなるので気圧が低くなりますね。

●問92
空気のかたまりが上昇して膨張(ぼうちょう)すると、空気の温度はどうなるか。

(答)下がる。
→例えると、人が密集していた状態から、ガラガラの状態になるので、気温は下がりますね。

●問93
空気のかたまりが上昇して露点に達し、細かい水滴や氷の粒となって上空に浮かんだものを何というか。

(答)
→雲は水や氷なので乗ったりできません。。。

●問94
地表付近の空気がその場所で冷やされて露点に達し、細かい水滴になって浮かんだものを何というか。

(答)霧(きり)
→森林の中などは発生しやすいですね。

●問95
雲をつくる水滴が地表に落ちてきたもの、氷の粒が水滴となって地表に落ちてきたものを何というか。

(答)
→大げさな言い方ですが、これが雨です。

●問96
空から地表に降ってくる雨や雪などをまとめて何というか。

(答)降水(こうすい)
→雨も雪ももともとは水ですから、で「降水」。

●問97
降水をもたらす雲は、おもに乱層雲(らんそううん)ともう1つは何か。

(答)積乱雲(せきらんうん)
→どちらとも「乱」の漢字が入っていますね。

●問98
上昇する空気のかたまりの湿度が高いほど、雲のできる高さは高くなるか、低くなるか。

(答)低くなる。
→湿度が高い=水分が多い=露点に達しやすいので、上昇してもすぐに水滴となって現れます。

●問99
雲をつくる実験で、フラスコ内に線香(せんこう)のけむりを入れておくのはなぜか。

(答)水蒸気(すいじょうき)が凝結(ぎょうけつ)するときの核(かく)とするため。
→フラスコ内の目に見えない水蒸気を、目に見える水になりやすくするためですね。

●問100
水蒸気が水滴になることを何というか。

(答)凝結(ぎょうけつ)
→水蒸気(気体)が水(液体)になること。

●問101
地球上の水が、固体、液体、気体と状態を変えながら地球上をめぐることを何というか。

(答)水の循環(みずのじゅんかん)
→水が形を変えながら循環しているんですね。

●問102
地球上での水の循環は、何のエネルギーによって起こっているか。

(答)太陽(たいよう)
→太陽の熱によって状態変化するのですね。

 

気圧と天気(中2メイン)

●問103
等圧線が閉じていて、まわりより気圧(きあつ)の高いところを何というか。

(答)高気圧(こうきあつ)
気圧いので「高気圧」。

●問104
等圧線が閉じていて、まわりより気圧の低いところを何というか。

(答)低気圧(ていきあつ)
気圧いので「低気圧」。

●問105
気圧の高いところから低いところへ向かう大気の流れを何というか。

(答)風(かぜ)
→風は「低温、高圧から吹く」と覚えよう。低温の所から高温の所に向かって吹き、高圧の所から低圧の所に向かって吹きますね。

●問106
等圧線の間隔がせまいところほど、風の強さはどうなっているか。

(答)強くなっている。
→線が密になっている所は強風です。

●問107
低気圧(ていきあつ)の中心部でふいている上下方向の風の流れを何というか。

(答)上昇気流(じょうしょうきりゅう)
→空気が上昇しているので気圧が低めになるんだね。

●問108
高気圧(こうきあつ)の中心部でふいている上下方向の風の流れを何というか。

(答)下降気流(かこうきりゅう)
→空気が下降しているので気圧が高めになるんだね。

●問109
雲ができやすいのは上昇気流と下降気流のどちらがあるところか。

(答)上昇気流
→空気が上昇しているので、空気中の水蒸気も上昇して冷やされて雲ができやすいよね。

●問110
北半球で、上から見て風が中心から時計回りにふき出しているのは、高気圧と低気圧のどちらか。

(答)高気圧
「時計回り」に「吹き出す」のが「高気圧」だね。

●問111
北半球で、上から見て風が中心へ反時計回りにふきこんでいるのは、高気圧と低気圧のどちらか。

(答)低気圧
→「反時計回り」に「吹きこむ」のが「低気圧」だね。

 

前線と天気の変化(中2メイン)

●問112
気温や湿度などの性質がほぼ一様な空気のかたまりを何というか。

(答)気団(きだん)
→空体と覚えてきだ「気団」ですね。

●問113
性質の異なる2つの気団が接しているとき、その境の面を何というか。

(答)前線面(ぜんせんめん)
→接している「面」を「前線面」ですね。

●問114
前線面(ぜんせんめん)が地表に接しているところを何というか。

(答)前線(ぜんせん)
→「地表に接している所」を「前線」ですね。「面」付かないので注意。

●問115
寒気が暖気(だんき)をおし上げるようにして進むときにできる前線を何というか。

(答)寒冷前線(かんれいぜんせん)
「寒気」が進んで行くので「寒冷前線」ですね。

●問116
暖気が寒気の上にはい上がるようにして進むときにできる前線を何というか。

(答)温暖前線(おんだんぜんせん)
→「暖気」が進んで行くので「温暖前線」ですね。寒気の方がいつも下側ですね。

●問117
勢力がほぼ同じである寒気と暖気の間にでき、ほとんど動かない前線を何というか。

(答)停滞前線(ていたいぜんせん)
→「停滞」している「前線」なので「停滞前線

●問118
寒冷前線が温暖前線に追いついてできる前線を何というか。

(答)閉そく前線(へいそくぜんせん)
→2つの開いていた前線どうしがくっついてじていくように見えるので、「そく前線」。

●問119
通過にともない、広い範囲で長い時間雨が降り続く前線を何というか。

(答)温暖前線
→雲が薄く広くできるので、穏やかな雨が長い時間降り続きますね。

●問120
通過にともない、せまい範囲で短時間に強い雨が降り、風向(ふうこう)が南よりから北よりに変わる前線を何というか。

(答)寒冷前線
→雲が厚く狭くできるので、激しい雨が短時間降ります。寒冷前線が通過後には北からの風になり、気温が下がりますね。

●問121
温暖前線が通過した後、気温はどう変わるか。

(答)上がる(あがる)
→「温暖」なので暖かくなりますね。

●問122
寒冷前線が通過した後、気温はどう変わるか。

(答)下がる(さがる)
→「寒冷」なので寒くなりますよね。

●問123
温帯低気圧(おんたいていきあつ)の南東側(なんとうがわ)にのびている前線を何というか。

(答)温暖前線(おんだんぜんせん)
→温暖前線が先を進んでいます。

●問124
温帯低気圧の南西側(なんせいがわ)にのびている前線を何というか。

(答)寒冷前線(かんれいぜんせん)
→温暖前線が寒冷前線よりも先を進んでいますね。

●問125
温帯低気圧がともなっている温暖前線と寒冷前線で、進む速さが速いのはどちらの前線か。

(答)寒冷前線(かんれいぜんせん)
→寒冷前線の方が進度が速いので、温暖前線に追いついてしまい、「閉そく前線」となります。

●問126
いっぱんに、日本付近の天気は、どちらの方位からどちらの方位へ移り変わっていくか。

(答)西から東
→「偏西風(へんせいふう)」という風が西から東へいつも吹いているので、雲も一緒に移動しますね。

 

大気の動きと日本の天気(中2メイン)

●問127
昼に、海より陸の温度のほうが高くなり、陸の上の気圧のほうが低くなるためにふくのは、海風(うみかぜ)と陸風(りくかぜ)のどちらか。

(答)海風(うみかぜ)
→「海風」は、海側から陸側に吹く風です。昼間にサーフィンするのに合いますね。

●問128
夜に、海より陸のほうが温度が低くなり、陸の上の気圧のほうが高くなるためにふくのは、海風と陸風のどちらか。

(答)陸風(りくかぜ)
→「陸風」は、陸側から海側に吹く風です。夜はサーフィンしにくいですね。。。

●問129
北半球の中緯度(ちゅういど)地域の上空には、西から東へ向かう大きな空気の流れがあるが、この風を何というか。

(答)偏西風(へんせいふう)
→ちょうど日本の上にも吹いていますね。

●問130
冷たく乾いた気団で、冬に勢力を強め、日本海側に雪や雨、太平洋側に晴天をもたらす気団を何というか。

(答)シベリア気団(しべりあきだん)
ロシアのシベリアという地域あたりから吹くので「シベリア気団」。

●問131
温暖・湿潤(しつじゅん)な気団で、夏に勢力を強め、蒸し暑い晴天の日をもたらす気団を何というか。

(答)小笠原気団(おがさわらきだん)
→「小笠原諸島」あたりの気団ですね。

●問132
低気圧と高気圧が交互に日本にやってきて、天気が周期的に変化する季節は春、夏、秋、冬のどれか。

(答)春・秋(はる・あき)
→天気が晴れ・曇り(雨)を繰り返しますね。

●問133
初夏のころ、オホーツク海気団(かいきだん)と小笠原気団(おがさわらきだん)の勢力がほぼつり合っているとき、その境にできる停滞前線を何というか。

(答)梅雨前線(ばいうぜんせん)
→「梅雨」だけだと「つゆ」と読みますが、これは「ばいうぜんせん」と読みますね。

●問134
日本の周囲が西高東低(せいこうとうてい)の気圧配置(きあつはいち)になることが多い季節は春、夏、秋、冬のどれか。

(答)冬(ふゆ)
→気圧が「西い」ので「西高東低」だね。

●問135
熱帯低気圧のうち、中心付近の最大風速が17.2m/s以上になったものを何というか。

(答)台風(たいふう)
→1秒間に17.2m以上の速さで吹く風ってことですね。。。

 

天体の1日の動き(中3メイン

●問136
透明半球(とうめいはんきゅう)を固定して、太陽の1日の動きを調べるとき、太陽の位置を記録するペン先の影をどこに合わせるか。

(答)(円の)中心
→透明半球の中にある円の中心にペン先の影を合わせて、透明半球にペンで記入しますね。

●問137
透明半球に記録した一定時間ごとの太陽の位置を結んでできた曲線を西のふちまでのばしたところは、何の位置を示すか。

(答)日の入り(の位置)(ひのいり(のいち))
→太陽が沈む位置ですね。

●問138
太陽の動く速さは1日のうちでどのようになっているか。

(答)一定(同じ)(いってい(おなじ))
→これは地球の回転スピードが一定ということですね。

●問139
太陽(天体)が真南にくることを何というか。また、そのときの高度を何というか。

(答)南中(なんちゅう)、南中高度(なんちゅうこうど)
→「南に中(あた)る」ので「南中」。

●問140
星の動きなどを考えるとき、星をはりつけたような球形の天井(てんじょう)を考える。この想像上の球形の天井を何というか。

(答)天球(てんきゅう)
井が」なので「天球」

●問141
天球に散りばめられた星や太陽などの天体は、1日に1回地球のまわりを回るように見える。この動きを何というか。

(答)日周運動(にっしゅううんどう)
→1なので「周運動」。

●問142
天球で、観察者の真上を何というか。

(答)天頂(てんちょう)
球の点なので「天頂」。

●問143
星が右下がりに動いて見えるのは、東西南北のどの空か。

(答)西(にし)
→星や太陽は西の空に沈みますね。

●問144
星が反時計回りに動いて見えるのは、東西南北のどの空か。

(答)北(きた)
→星は東から西に動いて見えるので、北を向くと、右から左へ動いているように見えますね。

●問145
北の空の星は、何という星を中心に動いているように見えるか。

(答)北極星(ほっきょくせい)
→北極星は動いていないように見えますね。

●問146
地球の北極と南極を結んだ軸を何というか。

(答)地軸(ちじく)
球のなので「地軸

●問147
地球は地軸(ちじく)を軸として、西から東へ1日に1回回転している。この運動を何というか。

(答)自転(じてん)
分が回しているので「自転」。

●問148
太陽や星の見かけの動きである日周運動(にっしゅううんどう)の原因となる地球の運動を何というか。

(答)(地球の)自転(ちきゅうの(じてん))
→地球の自転によって、はるか遠くにある星が、1日のうちに動いているように見えるんだね。

 

季節の変化と星座(中3メイン)

●問149
地球は、太陽を中心としてそのまわりを1年の周期で回っている。この運動を何というか。

(答)公転(こうてん)
→「自転」は地球そのものが回転すること。「公転」は地球が太陽の周りを回ることだね。

●問150
決まった時刻に見える星座は、1日に約何度ずつどの方位からどの方位へ向かって動いているか。

(答)1°ずつ東から西へ動いている。
→毎日同じ時刻には同じ位置に見えているように感じるけど、実際は「1°ずつ東から西へ動いている。」んだね。

●問151
同じ時刻に見られるある星座の位置が1年でもとにもどることから、1か月後の同じ時刻に星座は約何度動いて見えるか。

(答)30°
→1年で1周(360度)するので、1カ月では、360°÷12カ月=30°動くんだね。

●問152
夏にはさそり座、冬にはオリオン座が見えるが、冬にさそり座が見えないのは、さそり座がどの方向にあるからか。

(答)太陽の方向(たいようのほうこう)
→太陽の方向はまぶしくて周りの星の輝きが見えなくなるよね。

●問153
季節とともに見える星座が変わっていくのは、地球の何という運動によるものか。

(答)公転(こうてん)
→「季節」ということは年間を通じての話。なので、地球が太陽の周りを1年間に1周する公転。

●問154
地球から見ると、太陽が1年を通して天球上の星座の間を動いていくように見える。この太陽の動く道すじを何というか。

(答)黄道(こうどう)
→太陽が色く見えて、その筋だから「黄道」と覚えよう。

●問155
1年のうちで太陽の南中高度(なんちゅうこうど)がもっとも高くなる日は何とよばれるか。

(答)夏至(げし)
→だいたい6月20日前後ですよね。

●問156
1年のうちで太陽の南中高度がもっとも低くなる日は何とよばれるか。

(答)冬至(とうじ)
→だいたい12月20日前後ですよね。

●問157
太陽が真東からのぼり、真西に沈む日は何とよばれるか。

(答)春分(しゅんぶん)・秋分(しゅうぶん)
→春分は3月20日ごろ、秋分は9月20日ごろですね。

●問158
冬の日の出、日の入りの方角は、真東・真西に対してどちら寄りになるか。

(答)南より(みなみより)
→冬は南寄り、夏は北寄りになりますね。

●問159
太陽の南中高度が変化したり、四季の変化が起こるのは、公転面(こうてんめん)にたてた垂線(すいせん)に対して地軸がどうなっているからか。

(答)傾いているから(かたむいているから)。
→北極と南極を結んだ線が地軸だったね。

●問160
地球の自転(じてん)の向きは、北極側から見て、時計の針の進む向きと同じか、逆か。

(答)逆(ぎゃく)
→方角で言うと、西から東へ回っていますね。

●問161
地球の公転の向きは、北極側から見て、時計の針の進む向きと同じか、逆か。

(答)逆(ぎゃく)
→自転と公転は方角で言うと、西から東へ回っていますね。

●問162
北緯x°の地点での北極星の高度は何度か。

(答)x°(えっくすど)
→北緯と北極星の高度は一致するんですね。

●問163
公転面の垂線に対する地軸の傾きを23.4°とするとき、北緯x°の場所での春分の日の太陽の南中高度を求める式はどうなるか。

(答)90°-x°
→春分・秋分の日はシンプルな式です。北に行くほど太陽の南中高度は低くなりますね。

●問164
公転面の垂線に対する地軸の傾きを23.4°とするとき、北緯x°の場所での冬至の日の太陽の南中高度を求める式はどうなるか。

(答)90°-(x°+23.4°)
→冬至の日は、春分・秋分の日の式から、さらに23.4°引きますね。

●問165
公転面の垂線に対する地軸の傾きを23.4°とするとき、北緯x°の場所での夏至の日の太陽の南中高度を求める式はどうなるか。

(答)90°-(x°-23.4°)
→夏至の日は、春分・秋分の日の式に23.4°足しますね。

 

太陽と月(中3メイン)

●問166
天体望遠鏡で太陽を観察するとき、ファインダーのキャップはどうしておくか。

(答)つけておく。
→太陽を直接見ると目がやられてしまうので。。。

●問167
天体望遠鏡で太陽を観察するとき、太陽が投影板からはずれていく方向をどの方位とするか。

(答)西(にし)
→太陽は、東から西へ動いていくので。

●問168
太陽の表面にある、黒いしみのように見える部分を何というか。

(答)黒点(こくてん)
→黒いので「黒点」。

●問169
太陽の表面の温度はおよそ何℃か。

(答)6000℃
→かなり高温です。。。

●問170
太陽の黒点の温度はおよそ何℃か。

(答)4000℃
→周囲よりは少し低めですが。。。

●問171
太陽は、固体、液体、気体のうちのどれでできているか。

(答)気体(きたい)
→太陽に突き進むことができれば、突き抜けることができるんですね。。。

●問172
太陽の表面からのびる濃い高温のガスを何というか。

(答)プロミネンス(紅炎(こうえん))
→これもかなり大きく伸びていますよね。

●問173
太陽の外側に広がる高温の希薄(きはく)なガスで、皆既日食(かいきにっしょく)のときに見られるものを何というか。

(答)コロナ
→「王冠(おうかん)」に似ているので、「王冠」意味する言葉から「コロナ」となったようです。

●問174
黒点が移動することから、太陽が何を行うことがわかるか。

(答)自転(じてん)
→自分自身が回っているのですね。

●問175
日没直後の月を毎日観察すると、少しずつ形が変化しているように見える。このことを何というか。

(答)(月の)満ち欠け(つきの(みちかけ))
→月が満ちたり欠けたりするように見えるのですね。実際は月はいつも球体ですが。

●問176
日没直後の月を毎日同じ時刻に観察すると、見える位置が少しずつ移動する。東と西のどちらの方位へ移動するか。

(答)東(ひがし)
→星は日々、少しずつ西に移動しているように見えますが、月はその逆なのですね。

●問177
月は地球のまわりを回っている。この運動を何というか。

(答)(月の)公転(つきの(こうてん))
→月にとって地球は太陽のようなものですね。

●問178
月が太陽と同じ方向にあるときは、1日中見ることができない。このときの月を何というか。

(答)新月(しんげつ)
→「満月」の逆ですね。

●問179
三日月(みかづき)は、いつごろ、どの方位の空に見られるか。

(答)夕方(ゆうがた)、西の空(にしのそら)
→太陽が沈む方向と同じなので少し見づらいかも。。。

●問180
月が太陽の方向と反対にあり、太陽-地球-月と並んだときに見える月を何というか。

(答)満月(まんげつ)
→月がまん丸に見えますね。

●問181
月が、新月(しんげつ)から次の新月になるまでのおよその日数は、25.5日、27.3日、29.5日のうちのどれか。

(答)29.5日
→月だけに、約1カ月ですね。

●問182
月を観察すると、クレーターなどをふくめ、表面の模様(もよう)がはっきり見える。その理由は何か。

(答)月に大気や水がないから。
→さえぎるものが無くて見やすいのですね。

●問183
太陽、月、地球がこの順で一直線に並んだときに、月が太陽をかくす現象を何というか。

(答)日食(にっしょく)
→「(太陽)がわれる」と覚えよう。、

●問184
太陽、地球、月がこの順で一直線に並んだときに、月が地球のかげに入る現象を何というか。

(答)月食(げっしょく)
→「われる」と覚えよう。

●問185
地球から太陽までの距離はおよそ何㎞か。

(答)1億5000万㎞(1おく5000まんきろめーとる)
→もはやどれほど遠いのかもわかりません。。。

●問186
円形の黒点が太陽の端にあるときにだ円形をしていることから、太陽はどのような形をしているといえるか。

(答)球形(きゅうけい)
→太陽が自転するときに、黒点の形の変化がわかりますね。

 

太陽系と銀河系(中3メイン)

●問187
太陽を中心として、そのまわりを公転しているいろいろな天体の集まりを何というか。

(答)太陽系(たいようけい)
→「~系」という1つのグループですね。

●問188
太陽や星座をつくる星のように、自ら光を出してかがやいている星を何というか。

(答)恒星(こうせい)
→自分自身で輝いているのですね。素晴らしい。。。

●問189
恒星(こうせい)のまわりを公転し、恒星からの光を反射して光っている大きな天体を何というか。

(答)惑星(わくせい)
→太陽は恒星で地球が惑星です。

●問190
表面が岩石でできていて、密度が大きい惑星(わくせい)を何型惑星というか。

(答)地球型惑星(ちきゅうがたわくせい)
→地球型惑星は、水星、金星、地球、火星です。

●問191
木星、土星、天王星、海王星は、その特徴により何型惑星といわれるか。

(答)木星型惑星(もくせいがたわくせい)
→ガスなどでできており、密度が低い惑星ですね。

●問192
惑星のまわりを公転している天体を何というか。

(答)衛星(えいせい)
→惑星である地球のまわりを公転している月は衛星ですね。

●問193
火星と木星の間に多くある、不規則な形をした小さな天体を何というか。

(答)小惑星(しょうわくせい)
→惑星のなかでも小さいものですね。

●問194
氷の粒や細かいちりなどでできていて、細長いだ円軌道をもち、太陽に接近すると長い尾を見せる天体を何というか。

(答)すい星(すいせい)
→太陽に近づくと熱いので、水分が蒸発して長い尾のように見えるのですね。

●問195
地球よりも内側を公転する惑星は何と何か。

(答)水星(すいせい)、金星(きんせい)
→太陽に近い惑星から、水星、金星、地球、、、ですね。

●問196
太陽系(たいようけい)でもっとも大きい惑星は何か。

(答)木星(もくせい)
→地球の直径の約10倍あるようです。。。

●問197
氷のかたまりなどでできた円盤状の輪(えんばんじょうのわ)をもっている大きな惑星は何か。

(答)土星(どせい)
→あのレコードみたいに見える円盤ですね。。。

●問198
よいの明星(みょうじょう)は、いつごろ、どの方位の空に見えるか。

(答)夕方(ゆうがた)、西の空(にしのそら)
→金星の見え方の名前で、ちょうど太陽が沈む時間・方角に見えるのですね。

●問199
明けの明星(あけのみょうじょう)は、いつごろ、どの方位の空に見えるか。

(答)明け方(あけがた)、東の空(ひがしのそら)
→金星の見え方の名前で、ちょうど太陽が昇る時間・方角に見えるのですね。

●問200
金星が小さく丸く見えるのは、地球の近くにあるときか、遠くにあるときか。

(答)遠くにあるとき
→遠くにあるので小さく見えるんですね。

●問201
太陽系をふくむ、半径が約5万光年の恒星(こうせい)の集まりを何というか。

(答)銀河系(天の川銀河)(ぎんがけい(あまのがわぎんが))
→「天の川」はまさに銀河系を見ているのですね。

●問202
宇宙には銀河系のような恒星の集団が無数にある。このような恒星の集団を何というか。

(答)銀河(ぎんが)
→太陽系を含む銀河を特に「銀河系」と呼び、それ意義の銀河は普通に、「銀河」と呼ぶんだね。

●問203
恒星の明るさを表した数値を何というか。

(答)等級(とうきゅう)
→数字が小さいほど明るくなります。

以上、終了。