都立入試では、
通知表300点、試験700点、合計1000点です。

例えば、学校の通知表で、数学の2が3に上がったとします。
これは、入試で4.6点上がったことになります。
ただし、1000点満点中の4.6点ですから、微々たるものです。

つまり、主要5科目について、
「通知表で1アップ=入試で4.6点アップ」 です。
また、入学試験では1問約5.6点です。

以上より、次の2つのことが言えます。
(1)入学試験の1問ミス(5.6点マイナス)は、通知表が1下がること(4.6点マイナス)より減点が大きい。
(2)通知表で1下がっても、入学試験で1問正解増やせばOK。

ということです。

ここをきちんと理解していないと、
学校の通知表ばかり気にして、

入試対策がおろそかになってしまいます。
いかに入試対策が大事かということです。

ただし、生徒にこの事実を伝えることは危険かもしれませんので、
保護者様には知っておいてもらいたいことです。

2021.11.7~光が丘の学習塾 長瀬塾オール5~