★方針

「ほめる」を重視しています。前回よりも少しでもできるようになっていれば、そこを見つけてほめます。字を丁寧に書こうとしていたり、問題文に線を引いたり、本人の中での成長が表れていることがあります。そこに気づいて声をかけます。ほめられた子どもは少しずつ自信がついていきます。叱ることが多いと、委縮することはあっても、才能が開花することはありません。「ほめる」ことで、子どもの顔はぱっと明るくなり、自信をつけていった子どもを多数見てきています。

そして、初めはわからないことを質問することが恥ずかしかった子も、次第に質問ができるようになります。それは、先生が子どもを認めているからです。現在の状態をありのままに受け入れます。先生は、子どもの将来像をイメージして指導しています。この子が将来、立派な大人になることを想像しています。だから、今、本人に自信をつけてもらい、人生をしっかり生きて欲しいと期待しています。

★指導内容

①学校の授業内容を定着させたい生徒

英語、数学のような積み上げ教科では、初めにさかのぼって学習することもあります。この方が、結局は学習に穴を空けることなく網羅的に学習できるので、後々の学力の伸びは大きくなります。テスト後には、問題・答案を見せてもらいます。

授業の流れは、「解説→解く→答え合わせ→解き直し」のサイクルです。でき具合に応じて宿題も適量出します。「ポイントノート」と言って、授業の要点をまとめて書くノートを作ってもらい、わからなかった問題のポイントをその場で書き込んでもらいます。これは問題形式になっているので、それを授業の初めと、家庭での宿題の初めにして、復習回数を増やしています。これは先生がオール5を取り続けた時にしていた方法です。この「継続する」というのが中々難しいですが、毎回授業で取り組んでいます。体に染みつくまで反復トレーニングします。

②高校受験を目標にしている生徒

特に中3生ですが、積み上げ教科の英語、数学を重視することはもちろんですが、受験に向けて、理科、社会、国語も同時に進めていきます。夏期講習を利用して、学習時間をしっかり確保し、成績を大きく伸ばした生徒もいますので、夏休みの使い方がかなり重要になってきます。

外部模試の「Vもぎ」(進学研究会)を4回以上は受験してもらうよう勧めています。学校見学や説明会に参加することも勧めています。自分の目で見て、自分が入学することを想像して受験して欲しいからです。受験近くでは、過去問でトレーニングをしっかりして、受験に臨みます。

学習コース例

例えばこのような学習コースもできます。
①:1回目 ②:2回目 ③:3回目
【例1】週2回 ①数学 ②英語
【例2】週3回 ①数学 ②英語 ③理科
【例3】週3回 数学・英語を交互に学習

※例3は例1と比べて、数学と英語が1.5倍速の進度・学習量になり、数英を特に強化したい生徒に向いています。

1回の授業の流れ

①宿題の確認
②ポイントノートで復習
③本日の授業解説
④問題を解く→答え合わせ→解き直し
⑤本日の内容を口頭チェック
⑥宿題を伝える

※毎回平均2単元ほど進めます。

中学数学

生徒に合わせて「基礎・標準・発展・ハイレベル」の4段階の問題を選択しています。基礎からの生徒も、ハイレベルの生徒にも対応できるようにしています。生徒の自信がつくように段階を踏んでレベルを徐々に上げていくことができます。

中学英語

単語・熟語・文法・読解・リスニング・スピーキング・英作文などを、体系的に1冊で仕上げられるテキストを使用しています。

中1:本体216P・解答118P(合計334ページ)
中2:本体256P・解答147P(合計403ページ)
中3:本体301P・解答174P(合計475ページ)

中3は本体と解答で475ページもあるのです。それほど解答冊子には解説や和訳が充分に記載されています。この1冊をボロボロになるまで使い込みましょう。都立高入試で9割得点も可能です。
※中3生も中1テキストからスタートすることもあります。

英語は数学とは違い、ある程度のレベルに到達するまでは得点に反映されません。基礎の生徒だからと言って、文法ばかりの簡単なテキストをしていても、読解ではまったく歯が立ちません。都立高の入試では、長文読解が7割、リスニング2割、英作文1割です。よって当塾では、入試を見据えて基礎の生徒にも長文読解を重視した学習をしています。生徒に発音・和訳をしてもらい、その都度、添削指導することもあります。

中学理科

基礎問題から入試レベル問題まで、生徒に合わせて出題します。実験映像や天体の動きなどは、動画を利用し視覚的に理解しやすくしています。理科は問題の種類が少ないので、勉強すれば得点が上がりやすい科目です。理屈を理解できれば暗記量も減らせるので、「なぜそうなるのか」を合わせて伝えています。ちなみに、社会も解説動画を無料でお渡ししています。